【感想・ネタバレ】追尾~みちのく麺食い記者・宮沢賢一郎~のレビュー

あらすじ

舞台は東北自動車道、驚愕のノンストップ誘拐捜査!

岩手県雫石高原を目指していた大手進学塾・首都圏ゼミナールの強化合宿バスがハイジャックされた。人質は、難関中学合格を目指す小学五年生三十名。犯人は身代金十億円を要求する。車内には、停職中の警視庁捜査二課管理官・田名部昭治も娘とともに同乗していた。
大和新聞東北総局遊軍記者の宮沢賢一郎は、犯人グループが金融取引の専門知識を悪用して身代金奪取を企てていることに気づく。警視庁捜査一課特殊班捜査係(SIT)、特殊急襲部隊(SAT)をも翻弄する身代金受け渡しスキームを、宮沢と田名部は阻止することができるのか。バスは東北自動車道を北上、タイムリミットが刻一刻と迫る!
すぐれた警察小説にして映画『スピード』も顔負けのノンストップ・サスペンス。誘拐ミステリーの新たな傑作が、文庫書き下ろしで誕生!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

⭐︎4.3
麺食い記者シリーズ。今回も楽しませていただきました。バスジャックと誘拐事件そして、その誘拐事件が身代金を安全に受渡できる手段の保険とはなんとも、全く予想だにしない事件を今回も難なく解決。
大きなテーマは男の嫉妬というのも、なかなかに怖い。
ラストの娘の墓前のシーンは目頭が熱くなった。

0
2024年03月31日

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