あらすじ
山口県の常徳小学校に赴任してきた元は、念願の教師となって希望に胸を膨らませていた。だがその希望はやがて戸惑いに変わっていく。しらけ気味でみんなバラバラの生徒たち。自分のことばかり要求する親。そして変化しようとしない教師たち。そんなある日、元は子供たちの前で「川にほたるが飛んだらいいな」といい、子供たちは飛ばそうといい始める。ほたるの飼育に必要なのは熱意ときれいな環境だ。最初は乗り気ではなかった大人たちも、やがて元と子供たちの熱意に打たれ、いっしょにほたるの飼育を手伝うようになる。そしてほたるが放たれる夏が来た……。実話を基にした映画化感動作の小説版。
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Posted by ブクログ
弟にすすめられて読んだ本。
二十四の瞳のような本で、ほたるを通して担任が変わり生徒がかわり母親・地域がかわっていくのは素晴らしい。
「一人が変わればみんなが変わる。」
「失敗を恐れて何もしない。これが最大の罪です。」
最後は感動です☆
Posted by ブクログ
蛍に一生懸命になる先生や生徒を知れば知るほど夢や目標を持って、それに向かって頑張る姿って素敵だなと思った。
幼い頃に蛍を見たことを思い出して、また見たくなった。
Posted by ブクログ
映画にもなった「ほたるの星」
小学生がほかるの飼育を通して、徐々に学び成長していく様子は、気楽に読み味わえる。
さらに、周りの教師や親もそれに伴い変わっていく。
会話が多く、テンポよく読むことができました。
Posted by ブクログ
表紙を見て読みたくなった。ほたるなんて、東京で見たことがない。ほたるの住める川にしようとか、忘れていたものを思い出させる作品。宗田理の本は実はこれが初めてです(笑)