【感想・ネタバレ】舞う百日紅～上絵師 律の似面絵帖～のレビュー

知野みさき

父の跡を継ぎ、上絵師として身を立てたい律だが、ままならず落ち込むことも多い。幼馴染みの涼太への想いも、深く胸に秘めるばかりだ。しかし副業の似面絵の評判は上々で、引きも切らず注文が舞い込んでいた。そんな折、母を殺めた辻斬りの似面絵そっくりな男に出会うのだが――。仕事に恋にひたむきに生きる女職人の姿を鮮やかに描く、待望のシリーズ第二弾。

[boof · ★★★★☆]

じれったい

進みそうで進まない、律と涼太の仲。お互いに好きあってるのに、じれったいな～～周りも、読者も、やきもきする(笑)

[ブクログ · ★★★★☆]

帯に、「みをつくし〜」シリーズのファンにおすすめ！
と、あるように、第２巻は早くもの充実ぶり。

淡い幼馴染との恋、両親の死の真相、そして真犯人の捜索。

危機もありながら、スリリングに。
そして職人としての律も、一段も二段も成長する回。

ますます目が離せない素敵な本になっています。

[ブクログ · ★★★☆☆]

主人公の律は若いから仕方ないけどもどかしい…。でも自分が若い時も上司の人に鍛えられたから、きっとこんなもんなんだろうけど。涼太とも最後の最後でお互いに気持ちが通じ合えたようで嬉しい。けど、2巻目でこれだとこの先大波乱あるのかな？