【感想・ネタバレ】新・新装版 トポスの知 [箱庭療法]の世界のレビュー

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Posted by ブクログ 2019年11月17日

箱庭療法が大好きで、できたら、勉強し、カウンセリングに使いたいと思っている。
箱庭の勉強の仕方がわからず、公認心理師で、実際に箱庭療法をやっている方に聞いたところ、「とにかく河合隼雄先生の本を読みなさい」と言われたので、手始めに読んだのがこの本。

今まで、自分が箱庭体験をし、それを周囲のカウンセラ...続きを読むーに話した時、「なんで治るのか?どんな解釈をするのか?」という質問をよく受ける。
他の箱庭療法の本で、「言葉にしたことで、本来見るべきところが見えなくなることがある。」という旨の話が載っていたので、それを語ることが多かったが、この本を読んで「こういうことか!」と、うっすらとわかった。
もう一度、読み込まないと、明確には語れないが。。。

日常生活の中で、好きなペンを買う、好きなノートを買う。など、色々な物の中から、たくさんの選択をしている。そして、それらを何処に置こうか?どう使おうか?というのも無意識に考えている。
それを箱庭の中に置くミニチュアが代替しているということは、つまり、箱庭とは、日常生活の再現なのかな。というのが、イメージとしてもったこと。
だから、その人の無意識が出るし、置いた物に対する意味は、置いた人にしかわからないので、解釈はできないのだと。

奥が深いなー。。
でも、面白い。やっぱり!

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