あらすじ
累計300万部突破の大人気時代小説「みをつくし料理帖」シリーズが完全漫画化!! 享和二年。大坂・淀川の大洪水で両親を失い、天涯孤独の身になった少女・澪―。上方と江戸の味の違いに戸惑いながらも、料理人として一歩一歩成長してゆく。巻末には原作者・高田 郁氏による書き下ろし特別エッセイを収録。
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心温まる
澪ちゃんの周りが、人情のあるとても優しい方ばかりで、読んでいるこちらもいい気持ちになれました。そして澪ちゃんが周りの支えを受けながら、料理にひたむきになって頑張る姿を見ていると応援したくなります。中でも、江戸と大阪の味を組み合わせた心太(ところてん)が美味しそうでした!!
原作に限りなく近し!
元々より原作第一主義では無いけれど、やっぱり原作ありきだと自分は思っている。この点から言えばほぼ問題も無く、違和感を抱くことも無く読める「漫画」だと思っている。
続刊を読むかどうか悩ましい ^_^
Posted by ブクログ
高田郁さんの料理人時代小説「みをつくし料理帖」シリーズ第一作の漫画化されたものです。
大洪水で両親を亡くし、天涯孤独の身の上となった少女「澪」が持って生まれた料理に対するセンスを生かして、立派な料理人めざして一歩一歩成長していく物語です。
深川牡蠣の白みそ仕立ての土手鍋やサトイモの煮っ転がし。
江戸時代のお料理を漫画で描いているので、
みるからに美味しそうです。
私は原作は読んでないのですが、
主人公の澪は口の悪い小松原さんから「下がり眉」と呼ばれています。
細めの眉尻が下がっているからです。
小説でもそうなっているのでしょうか。
漫画だとはっきりと描かれているので、よけいに澪が愛らしく見えます。
若干17、8歳の澪がこれからどれだけ成長していくのでしょう。
幼いころに占いで言われた「雲外蒼天」の相。
苦労に耐えて精進すれば蒼い空が見えてくるとう相なのですが、
これを心のささえに生きていく澪と
その生みだす料理の数々が、先行き楽しみなシリーズ第一巻でした。
Posted by ブクログ
原作があって、コミック化したもの・・・とは知らずに読みましたが、面白かった!原作も読んでみたい。
江戸時代、大阪から江戸にでてきて料理屋「つる屋」で働く澪。大火で身寄りを失ってしまったが、くじけず、鋭い味覚と、真心こもった料理で客の心をつかんでゆく。