あらすじ
怒涛のゴールデンウィークが過ぎ去り、第二科学部に腰を落ち着けた高行は、部長であり、生まれながらに常識外れの頭脳を持った天才──“ジーニアス”の海竜王寺八葉、そして同じく入部した有屋美月と騒がしい日々を送っていた。 しかしある日、第二科学部が居を構える 『部室長屋』 に学園都市運営機構の息がかかった 『統括委員会』 が現れ、長屋の取り壊しと退去を一方的に通告してくる。高行たち三人は個性豊かな長屋住人たちと協力して抵抗運動を起こすが、委員会側は何やら卑劣な策を巡らし……?
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Posted by ブクログ
いろいろな事が起こるけど最後は日常に戻り、平然と次巻に続くようだ。ジーニアスの感受性の変化が何か素晴らしいものをもたらしてくれそうだけど、そこまで書いてくれるかが気になる。1巻ごとの完結なので次にどうなるかはわからないけど少しずつ交友関係も増えて面白くなってきそうだとは思うので期待する。
Posted by ブクログ
挿し絵がなんだなぁ。銭湯のシーンは良いとして、次の無駄なパンチラは要らない。
さておいて、あちしはこのシリーズ好きです。
自分の居場所を見つけられずにいた、第二科学部の面々の居場所を守りたいという自分の意識再認識と交遊関係の確立が今回の物語の主題ではあるものの、先の巻でも感じたけれど作者としてはこの学園そのものが描きたい一番のものであるように思う。蓬莱学園の様な学生を主体にした素敵なカオスそのものが。
Posted by ブクログ
とても良い青春学園もの。人付き合いが下手な少女や、明るい元気少女、居場所を見つけた少年などが、知り合い、遊び、悩み、ぶつかり合う姿が描かれる。友達と暇つぶしをする放課後や、高校ならではの熱気溢れる文化祭など、高校らしい雰囲気がいい。ジーニアスという特徴的な設定はあるものの、地に足のついた青春物語になっている。
Posted by ブクログ
今回も爽やかな青春物語でした。前巻のようなジーニアスらしさは減少してるけどそれはそれで。サブキャラもなかなか魅力的なキャラ多いんで、そっち方面が絡んでくるのも次の楽しみにします。