【感想・ネタバレ】葵くんとシュレーディンガーの彼女たちのレビュー

あらすじ

睡眠こそ至上の喜びと豪語する少年、葵。彼には幼い頃から、眠るたびに並行世界を行き来する、誰にも言えない大きな秘密があった。 そしてある朝、葵の何気ない一言から二人の幼なじみ真宝とほえむのいる世界は「重なり合い」はじめて……ひと夏の騒動が重ねていく、二つの世界と幼なじみの心。最後に残るのは、真宝か、ほえむか、それとも――夏の終わりに贈るSF青春ラブストーリー。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

SFだという触れ込みから購入。パラレルワールドもので設定自体は真新しいものではないが、演劇部という青春ものとして大いに楽しめた。幼なじみ2人のハーレム展開も設定の必然だと言われれば納得できる。トリプルヒロインの舞花も可哀想で可哀想で。世界の条理のために友達を作ることが許されず外に出ることもできないってキツいよなぁ、本当に。こういうキツい設定や理不尽があって、でも情熱がある。筆者自身の経験だからか演劇の描写は初心者でも楽しさが伝わる感じだった。とにかくヒロインの舞花の存在が切なくて、友達の一人として彼女を幸せにしてやりたい。こう思う時点でやられてるよなぁ。

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2013年10月26日

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