あらすじ
「30%オフ」 vs 「1個買えば1個タダ」
「サラダ大盛り無料」 vs 「麺大盛り無料」
「10%引き」 vs 「100円均一」
お客に「刺さる」のはどっち? そしてより「儲かる」のはどちら??
「デフレ脱却」のかけ声もどこへやら、世間は再び安売り競争に舞い戻ってきた感があります。
しかし、安易な安売りやお客の関心を引かない過剰サービスは、
確実に会社と現場の活力と時間、そしてお金を削り取ります。
そんないまの時代に欠かせないのが、
限界利益や損益分岐点といった「儲けについての数字の知識」と
アンカリングや損失回避といった「心理学」の組み合わせなのです。
本書は、たった一言でお客の心理を変え、儲けるための方法を伝授します。
ゴールは売り上げ拡大ではなく、あくまで「利益」。
クールな論理と意表をついた「ビジネス奇襲」で、稼ぐための知識が身につきます!
登場するのはすべて実例。
リアル店舗でもネットショップでも、
わずか数秒のメッセージで買う・買わないの意思決定がなされるいまこそ、
見逃せないヒントが満載です!
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
ブドウをバカ売れさせたPOPは次のどちらでしょう?
・大粒で甘い
・タネなし
このように、2択式の事例が36種紹介されていて、行動心理学に基づいて解説されています。ちょっとした言い方の違いで、反応が大きく変わる。頭のトレーニングにも役立つ本です。
Posted by ブクログ
数字データは効率化やコスト削減の方法について教えてくれますが、「商売を魅力的にする方法」については教えてくれません。
経営には、行動経済学と管理会計の両輪が必要だと教えてもらいました。