あらすじ
鬼と人間…生きられる時間が違うふたりの恋の先には何もない。そんな現実に押しつぶされしだいに笑顔を失っていく綾人はずっと一緒にいられると信じている千代の笑顔だけは守りたいと仲間たちにある願いを託す…。心に闇を抱えた青年と初めて知った「恋」という名の感情に翻弄される鬼の百年にも満たない恋物語、これにて完結!!
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儚い人の一生でも
鈴蘭がいなくなり、ちょっと気持ちも沈んでいたので、乱々が酒を飲もうと騒ぐようにして、少しは気が紛れたのでしょうか。お2人のラブシーンが美しいです。
綾人君と千代さん、信長(猫又)が動いて白無垢を用意したりで、結婚式を挙げて2人での暮らしを続け、綾人君が息を引き取るまで添い遂げます。残された日記に手紙が挟まれていて、感謝の念が認められているのもい良いです。
信長は千代さんにずっと寄り添いつつも、私が死んでからもよろしく、と綾人君にいわれていた通りに、乱々とかもずっといるようでした。
番外編はアンコール的な話です。
涙腺崩壊です。
共にありたいと願う気持ちと、それを許さない現実を抱えてなお、愛おしさ、思いやりを大切にし、良くあろうとする二人(と周りの存在)が大好きです。
理屈ではない、"想い"に対する赦しが詰まっていてじんわり泣けました。