あらすじ
もうすぐ21世紀である。携帯電話、インターネット……など、世の中は、日々、便利な物で埋め尽くされて行く。しかし、そんな中にあって、私たちの人生は、本当に「生きやすく」なっただろうか。刻々と移り変わる現実の中で、かえって生き惑っていないだろうか……。本書は、そのような疑問を抱く人々に、自分本来の価値を見つめ直す機会を与えるために書かれた、ベストセラー『生きがいの創造』に続く人生論である。本書の読者であるあなたは、案内役である著者が計画した道のりにしたがって、「本当の自分を探し出す旅」に出る。著者の案内に、時には共感し、時には疑問を感じ、時には反発しながら、あなたは、どんどん自分自身の本質を発見して行く。という構成になっている。世界の先達による、人生についての深い考察によって生まれた、数々の珠玉の知恵、言葉をひもときながら、わかりやすく説き明かす、悩める人必読の、人生論の決定版である。
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Posted by ブクログ
なんじゃこの怪しい本はーーー!!!!
とか思ってみたらめちゃ泣けた。
いわゆる・・・えーと臨死体験じゃないな、あの世とこの世の交流?
いや、いいんですよ。
Posted by ブクログ
生きがい論シリーズの第二弾。
経営心理学の研究者である筆者が、心理学、医学、教育学、哲学、経営学の研究成果を用いて、論理的に「自分本来の価値を発揮して生きる生き方」について説いている。
専門家の意見が多彩に含まれていて、おもしろい。
たまに宗教的なコトバが出てきてうっとなるが、
宗教も肯定する姿勢からそうなってしまうのは仕方ない。
E・H・シャインによる「五つの基本的仮定」から引用して5つに章立てされている。
「人間関係の本質」が一番おもしろかった。
専門的なので、心理学や哲学に触れたことがないとなかなか難しい部分もあるが、何度も読んで理解したい。
「自分は幸せになるのだ」と決心すること。
「この人、この職場、この仕事を愛するのだ」と決心すること、誓うこと。
損得勘定をやめること。