【感想・ネタバレ】刑事たちの夏(上)のレビュー

あらすじ

大蔵省のキャリア官僚が墜落死した。自殺か、他殺か――。「特命」で捜査に加わる捜査一課強行犯六係主任・松浦洋右警部補は、他殺の証拠を手にする。しかし、キャリア同士で大蔵省と取引した上層部により自殺と断定され、捜査は中止に。自らの属する組織と対峙し私的な捜査を続ける松浦は、政官財癒着を象徴する巨大な陰謀にたどり着くが……。

単行本刊行時に各紙誌で絶賛されベストセラーとなり、現在のブームの先駆となった〈レジェンド・オブ・警察小説〉が、待望の電子書籍化! 359ページ

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

作品が初登場したような頃、「省庁再編」という話しが在ったので、例えば“大蔵省”というような「当時の用語」が在って、また作中の携帯電話の感じ等に作品の登場時期を感じるが…内容は些かも古さを感じない、なかなかに迫力が在るモノだ。或いは「少し前の“時代の波濤”に立ち向かった男の物語」という風情も漂う感じだ。少し夢中になってしまった…

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2017年01月31日

Posted by ブクログ

大蔵省キャリア官僚が墜落死した。
休暇を満喫する予定だった強行犯六係の松浦洋右は、その捜査に駆り出される。
それなのに、殺人という証拠を掴んだ途端に自殺と上が決めつけた。
証拠が…と言っても取り合ってもらえない。
これは、出来レースだな…と思いながらも納得が行かずに休暇を取って捜査を極秘に進めるが、上からは関わるなという圧ばかりがかかる。

2022.10.3

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2022年10月03日

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