あらすじ
Fintech、IoT、AI……私たちは今、かつてない技術革新の時代に来ている。これからのビジネスを考えるうえで、これらの知識を知っておくことは必須だ。大前研一が、最新テクノロジーを斬る!
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Posted by ブクログ
・人間の勘に頼るより、蓄積されたDBに基づき客観的なアドバイスを行い取引を実行する
FinTechの本質は、、、、
送金、投資、決済、融資、預金、経理、会計などのファイナンスの各分野に、テクノロジーを駆使して仕組みを再構築すること
金融機関は最短距離にいるはずだが、古いシステムに縛られ、大半の業務で紙に印鑑を押すアナログプロセス。
顧客信用度を把握することではなく、担保価値を重視し、手数料を稼ぐビジネスに執着。銀行が自己革新できなければFinTech企業に淘汰される。
Posted by ブクログ
幅広く抑えているので、これから学ぶ人には理解し易い本。
Iot、AI、Fintechがビジネスを変える事は間違いないと思う。技術者育成が急務になるが、経験者も少ないと思うので技術のシェアも進みそう。
大手企業が今まで取り組んでいた事が通じなくなり、変化が求められている。
同業他社の導入、法整備などが進めば、物凄い勢いで浸透されてくと思う。
スマホアプリのような流行り方にならなければ収益化できそう。
Posted by ブクログ
他の著書による類似本には無い視点はあるように思う。長年にわたり著書の本を読んできた人なら汲み取れる気がする。つまり、この本が初めての著書本なら何が4.0なのかよくわからないかも。
ただ、これまでの本に比べて、読んだ人の行動につながりにくいとは感じた。一方で20世紀の感覚のままでいる訳にはいかない、デフレは必然のプロセスなんだ、ということが気づき。
Posted by ブクログ
テクノロジーの進化が現在のビジネスにもたらしている事例や、今後起こりうる事例の数々が広範囲にわたって紹介される内容。
具体的には「Iot(=モノのインターネット化)」、「Fintech(=Finance×Technology)」、「ドローン」、「位置情報」、「スマホ経済」などの最新のバズワードを中心に、国内外の様々な企業の取り組みを知れる。
重要な点は、これら数々の新たなテクノロジーを単体で追っていくのではなく、あらゆる技術を網羅的に捉え、複合的に組み合わせて新たなビジネスとしていくこと。そこには画期的なものより、当たり前とされていた従来のやり方を少し変えるだけで大きな可能性のあるビジネス領域が生まれることもあるという。
またこれらのテクノロジーは当然ながら企業精神旺盛なシリコンバレー発の企業が多いなか、日本企業のクボタなどの農業改革とも取れる技術なども紹介されており興味深い。
また当然ながら、技術ばかりが先行し、大きなビジネスやライフスタイルの革新に津ながらないものも多いこともまた注意すべき点。(特に日本企業に多い例)
最新のテクノロジー事情を広く浅く、手っ取り早く知れる点では良い本。