【感想・ネタバレ】龍臥亭幻想(上)のレビュー

あらすじ

石岡和己、犬坊里美、そして加納通子――。雪に閉ざされた龍臥亭に、8年前のあの事件の関係者が、再び集まった。雪中から発見された行き倒れの死体と、衆人環視の神社から、神隠しのように消えた巫女の謎! 貝繁村に伝わる「森孝魔王」の伝説との不思議な符合は、何を意味するのか? 幻想の「龍臥亭事件」が、いま、その幕を開ける!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

龍臥帝事件以来8年ぶりに訪れた貝繁村で伝わる「森孝魔王」伝説
失踪しコンクリートの下で見つかる少女、両足と首を失い再び現れたナバやんの死体、血溜まりに転がる日照さんの首と右足、人体接合実験を夢見る伊勢やんと獣子として生きた櫂さんのの失踪、鎧を纏って起き上がる片足の死体、動く死体に首を切られた菊川
巻は大地震による地割れで少女が出現するまで。巻を締めくくる日照さんとの不穏な会話が彼の内面と事件の火種を物語っている。
数々の事件を経たことで自己を律し体をはって事件に向き合う石岡先生の成長ぶりたるや。

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2015年11月24日

Posted by ブクログ

ネタバレ

再読。
龍臥亭事件後、里見と貝繁村を訪れる石岡。
司法試験に受かった里見。倉敷あたりで働くかも。
昔、このへんを治めていた森孝の話。若い男と浮気した妻を殺し、男の腕を切り、家に火を放って死んだ。この伝説が村に残っている。
村の差別。
行方不明になった真理子を皮切りに、じゃんじゃん血まみれ殺人事件が。

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2021年04月05日

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