あらすじ
強い地方のまちをつくり、日本再興を果たすための新潟発「地方創生実践論」。
地方の自立・活性化の具体策と、それに欠かすことのできない地域リーダーの育成案などからなる「地方イノベーション」を、実践的に説いた本です。
掛け声だけに終わりがちな地方創生をいかに実践・実現するか――主体的かつ自立した「民」とそれを支援する「官」、それぞれの役割と活動内容を具体的に提示します。
巻末に、増田寛也氏との特別対談「自立した地方のまちが日本を支える」を収録しています。
「プロローグ」から抜粋
この本が目指しているのは、(一歩進んだ地域振興の)活動を進めるために必要な「地域の自立と活性化」を実現すること、さらには地方イノベーションに欠かすことのできない「民のリーダーの育成と強化」を実現することです。
そしてこの本に書かれていることは、日本がいま国策として取り組んでいる地方創生の現場でも必ず役に立つと確信しています。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
加速度的に地方が過疎地へと様変わりする現在、地方でのイノベーションはどう起こすべきなのか?
個人、企業、自治体、国レベルで行うことが端的に書かれており指針が作れました。
Posted by ブクログ
テーマは、これからの地方創生には何が必要か、でした。
要約すると、これまでの公共事業だけではダメ、各地方が特色を生かして、新しい人がチャレンジできる場を作り出すことが重要。その際、地方の中核企業を活用するのが一案。若い人、他所者は気づかなかった魅力を引き出してくれることがある。
印象的だった内容は2つ。
・「成功」の反対は「失敗」ではなく、「経験」
・地方創生の主役は「民」。「官」任せではダメ。「官」は主体的かつ自立した「民」をサポートする役割。「民」のリーダー育成が肝要。
軽くさくっと読める本ですが、若干同じ内容が繰り返される印象もあり、私は最後少し飽きがきました。もう少し安いとお値打ち感がでると思います。