あらすじ
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「ヨガって、興味はあるんだけど、体が硬いのでポーズが難しそう」「レッスンに通ってみたけれどポーズがうまくできず、私にはちょっとムリって思って、くじけてしまった」という人も多いのでは? 本書は、そんな「体が硬い人」のためのヨガ入門書です。じつは著者自身も体が硬く、ヨガを実践する上でとても苦労した経験を持っていることから、本書の企画を思いつきました。ポーズは、体の硬い入門者が実際に家庭でも行えるように、「ポーズの意味」→「ポーズを作りやすくする動き」→「ポーズを作る動き」→「ポーズができないとき」という、段階を経た、痒いところに手が届く、親切でわかりやすい解説を載せています。また、ヨガの代表的な12のポーズを紹介するなかで、体の硬い人向けに著者が独自にアレンジした簡単ポーズも紹介。簡単だけど、本格的なヨガが学べます。1日5分で本格ヨガが身につく、これまでありそうでなかった待望の入門書。
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Posted by ブクログ
考え方の部分が書かれていて素晴らしい。感じることを大切に。ヨガにおいて大切なことが前半でしっかりと書かれている。
<メモ>
・体が楽になることはそれだけでも生活していく上で大きなメリット
・自らリラックス状態を作れる能力は対人関係や仕事においても役に立つ。
・楽にできることは楽しい。気持ちのいいことは命が喜ぶ。
・感じる力を言葉で磨く。そして、弱くて微妙な感覚を活かして動きを調整する。
・失敗した経験を次につなげようとする意志の力。思考錯誤で凡才が秀才を超えることさえある。
・体の硬さをポーズに生かすための三つのポイント
①力任せに動くのをやめ、優しく丁寧に動くこと
②体を小さく動かすことで、固まった部分を緩めること
③「緩んだ」と感じられる範囲を少しずつ広げること
・大地とつながるイメージで体が伸びる。
・体の中で締めてもよい場所は肛門と腹(下腹部)と喉だけ。それ以外は緩んでいる状態が理想。
・私たちは重さのおかげで楽に動くことができる。自分がどれくらい重さを利用できているかで出来・不出来が決まる。
・動きのつながりを感じる。感覚を整えると、ポーズの要となる腰の筋肉を緩めることができる。
・ポーズを作る時は頑張りすぎないこと。
・肋骨を骨盤から引き離すように持ち上げる。そうすると腰が緩みやすくなって背骨が伸び、縦にすっと抜ける快感が得られる。
・開脚前屈のポーズ
背中を緩める。腿の内側を緩める。骨盤を小さく動かす。
骨盤を大きく前後に動かす。吐く息で骨盤を前に倒し、上体を楽な角度に保ってリラックスする。
・魚のポーズ
腹と喉を絞める。両足を伸ばして座り、上体を倒し、吐く息で右ひじを床につけ、左ひじも床につけ両肘で上体を支える。胸元を見ながら、吐く息で喉と腹を締める。
あごを突き上げて頭頂部を床に下ろす
・鋤のポーズ
つま先を床につけて3呼吸
・鶴のポーズ
重心を少しずつ頭の方へ移動し、完成ポーズへ。
かかとを尻の方へ引き寄せる。脇を強く締めて、上体を高い位置で保つ。
・疲労の蓄積を避けるためにも骨で体を支える時間を積極的にとりましょう。骨で体を支えている間は筋肉は解放されて楽になる。
・体を大切にした立ち方、座り方 主に足や腰などの大きな筋肉を使うようにする。小さな筋肉は大きな動きをいつでも微調整できるようにリラックスして緩んでいる状態が理想。