【感想・ネタバレ】誘惑の千一夜のレビュー

あらすじ

■わたしは今日からアラブの皇太子妃――巨額の結納金で買われたも同然の。■ポリーは、イギリスから遠く離れたアラブの小国ダレインの皇太子ラシッドの妻として迎えられた。三十年前、ポリーの父がダレインの国王を暗殺者から守ったとき、感激した国王が、自分の息子と彼の娘を結婚させると約束した。だが実際は、破産寸前の父が、巨額の結納金に目がくらんでポリーを差し出したのだ。愛もロマンスもなく、制約や慣習にしばられる生活。居丈高で、亡くなった前妻の影をいまだに引きずっている夫に、ポリーは悩み苦しむ。だが夜ごとのラシッドの誘惑にとまどいながらも、冷徹な仮面の下にある真の彼の姿に引かれ始めていたポリーは、ある日、ラシッドの驚くべき秘密を知った。

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Posted by ブクログ

ヒーローはシーク物かつリン・グレアム作品のヒーローにしては思い込みは激しいものの、比較的温和で紳士的。
対するヒロインはお金で買われた割に負い目もなく(たまに思い出したように口にはしますが)ヒーローに対し生意気です。
お国柄的に夫に口答えしてはいけないと注意されてるんですが、ひたすら強気で売られた花嫁の悲壮感もなく、ヒーローがメロメロで優しいからいいようなものの、ちょっと頭弱くないか?とさえ(苦笑)
ライバルらしいライバルはなく(あえていうなら故人であるヒーローの妻)お互いに誤解したり嫉妬したりしてるメロメロ同士のイチャイチャ話。

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2012年07月07日

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