あらすじ
さまざまな働き方から見えてくる、わたしが活躍する場所
家賃が高い、物価も高い、空気が悪い……
そんな都会で暮らしていると、田舎暮らしが頭によぎります。
しかし、すぐに「田舎には就職先がない」と気づき、思いを断ち切ってしまいませんか?
しかし、いまの居場所を「ここしかない」と考えることは、ときに人をとても苦しくさせてしまいます。
多様な生き方を知る手引きとして、本書を読んでいただきたいです。
視界が開けることは間違いありません。
本書は23人の移住者たち(Iターン)が働くことについて本音を語ります。
登場する移住者たちは、年齢も、移住を決めた理由も土地も、状況もさまざま。
お金も組織もバックアップもなく、身ひとつでナリワイ仕事を作った事例を紹介。
ただこの本は、移住の成功事例を集めたものではありません。
移住者たちの肉声が、あなたの背中を押すかもしれませんし、思いとどまらせるかもしれません。
田舎暮らしに興味がある人はもちろん、ない人も、いま一度自分の「働き方」「生きる場所」を見つめ直すきっかけに、と願っております。
誰だって、就職・転職サイトでは見つからない働き方ができる、そんな生きるヒントにあふれた1冊です。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
できない理由ではなくできる理由を考える、
いつも自分自身が大事にしていることだが、
できる方法を真剣に考え尽くしてないかも、と気付かされた。
動いてみなければわからないことだらけ。
心の赴くままに。
★メモ
巡りの輪 阿部さん
奄美 移住支援サイト 山越さん
Posted by ブクログ
Iターンでの田舎暮らしを求めた23人をを紹介した一冊。
対象となった人たちの身軽さと決断力には感嘆するしかないですが、IではなくUターンからだいぶ年数を過ぎてしまって、次を考えなくてはならない自分にとっては、手本にすべき生き方があると思いました。
Posted by ブクログ
タイトルを見て気になったので読んでみました。
前書きには、この本に出てくる人はみんな普通の人、のようなことが書かれていましたが、自分としては、「この本に出てくる人の多くは、やる気も志も才能も人並み以上にあり、あんまり参考にならない」という印象を受けました。
この本に出てくる人の多くは、いわゆる田舎への移住をしているわけですが、都会との違いとして、自然の豊かさやゆとり、心の豊かさ、人間関係などは、移住のキーワードかと思います。
ただ、移住により時間に余裕ができるか、というと、それは人それぞれのようですね。
とりあえず、住む場所や生き方の多様性や自由度が意外にあることだけは確かなようです。
Posted by ブクログ
いろんな移住者の価値観がわかる。ほとんどの人が、やりたいことが明確だったかな。何となく移住したい人ってどれくらいいるのかな。そういう人ってどうしてるのかな。本とは関係ないけど、気になった。
Posted by ブクログ
「働く=お金を稼ぐ」から「働く=生きる+αに」という帯の言葉には共感。ただ、直前に『いきたい場所で生きる 僕らの時代の移住地図』を読んでいたこともあり、こちらは普遍的によい(今の時代に読むべしというより、ある程度いつの時代に読んでもよい)と内容だと感じた。取り上げられている方々の年代もこちらは割と広い。ここから派生して調べてみたいポイントはいくつかあり。
気になったポイントメモ。
・冒頭から、気になっていた西粟倉村の大島さんの事例。NHKの番組では見えなかった部分も書かれていた。
・気になるカフェメモ、YUSHI CAFE(長野・佐久)
・鈴木俊太郎さん「田舎暮らしがしたかったのではなく、自然の中で暮らしたかった。理想の土地を探すのに5年。自律神経失調症から東洋医学に...」→共感する部分あり。暮らしたい場所を見つけるにはこれぐらい時間がかかるのかもしれない(し、突然出逢うかもしれない)。
・ヒビノケイコさん→興味あり。少し、この方のことを調べてみたい。掘ってみたい。