あらすじ
「王様のブランチ」(TBS系列)のリポーターとして10年。
アイドルやお笑い芸人、女優、芸能界の大御所にいたるまで、初共演のゲストと軽妙なトークを繰り広げてきた著者が、どんな相手とでも楽しく会話し、場の雰囲気をよくするためのコツを解説します。
初対面の人と会うとき、すごく緊張する
人見知りで、人とうちとけるのが苦手
会話が続かなくて気まずい思いをしてばかり
自己紹介が苦手。出会いの場がおっくう
ここぞという場面であがってしまって、うまく話せない……
そんな人にこそ読んでもらいたい、超実践的な会話テクニックが満載です。
初対面で話すことに困ったとき
→自己紹介にキャッチフレーズをプラス
答えづらい質問をされたとき
→「彼氏いるの?」への、あきえ的対処法
ジョークがスベってシーンとしたとき
→「今のキャンセルでお願いします」で空気がほぐれる
会話がうまく続かないとき
→言葉に詰まったら実況中継
デビュー当初のロケ失敗談などを交えつつ、相手に喜んでもらえる話し方や、和やかな場を作るために意識すべきことを紹介します。
「王様のブランチ」で10年共演した谷原章介さん、放送作家の鶴間政行さん、プロデューサーの高橋一晃さんのインタビューも必見です!
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
リアルにやっているコツが書かれているので、よっぽど実用的。
自分のキャッチフレーズを20個挙げられるようにしているとか。自分がいかにコミュニケーションのための準備をサボっているか、よく分かる。
どうしようもなく緊張するときは、「はじまってしまえば、1時間後には必ず終わる」と思うようにする。そうすれば思考停止が解かれて、抜け漏れをなくし、その時間内での質を上げるために為すべきことが、頭のなかに溢れ出してくるはず。
本人の文章ではないけれど、成る程なと思ったのは、
いまの自分の3分の1を捨てて、そのぶん、新しい自分を増やしていく。
起こったことはすべてゼロ。どんな出来事も、それ自体はプラスでもマイナスでもなく、それをどうとらえるかは自分次第ということ。自分次第でプラスにもマイナスにもなる。
自分の機嫌は自分でとる。
Posted by ブクログ
パワーフレーズ
「「ハッピを着て、いつも明るい鈴木あきえ」もいいけれど、もっと緩急をつけて、人として立体的になる必要があるのです」
私は王様のブランチを見たこともないですし、いわゆるタレント本だと思ってこの本に期待はしていませんでした。しかし、次から次へと言葉に心を鷲掴みにされ、惚れ落ちてしまいました。ビジネスマンは必ずこの本を読むべき。大切なことがぎっちり詰まってます。
Posted by ブクログ
ブランチの看板娘の鈴木あきえさんですが、番組を盛り上げる彼女の姿は才能ではなく、細々とした努力からなっているだなと思いました。自分は営業職ですが、参考になるところがたくさんありました。レポーターの仕事だけではなく、人とのコミュニケーションが必要な人なら絶対に役に立つコツがいっぱいでした。