【感想・ネタバレ】水無月の墓のレビュー

あらすじ

偶然通りかかった、阿久津との思い出の場所。そこで私たちは出会い、恋に落ちたのだ――。18年前に事故死した男との愛の日々を記憶によみがえらせたその日の晩、突然かかってきた電話の主は……。不思議で怖く、どこか懐かしい「異界」への扉を開く幻想小説8編。夢と現実、現在と過去、そして生と死があやなす小池真理子の妖しくも美しき世界へ、これからあなたをご案内いたします。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

推理小説短編8話。

ぼんやり
神かくし
夜顔
流山寺
深雪
私の居る場所
水無月の墓

なぜか暗い。
時代なのだろうか。
新人類の旗手の一人であるはずなのに。
明るくないのは嬉しくない。

「私の居る場所」のように、なにかもやもやとしたものが残る。
「カミュ」のように暗いのと同じ文脈なのかと感じる。
そういう時代だったのだろう。
とすると、旧人類なのかもしれない。

ps.
夜顔は傑作集で既読だった。

0
2012年09月26日

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