【感想・ネタバレ】夜ごとの闇の奥底でのレビュー

あらすじ

誤って恋人の脚本家を射殺してしまった妹をかばうため、凶器の拳銃を捨てようと山梨方面に車を走らせていたフリーライター、世良祐介。ところが車を木にぶつけ立ち往生してしまった。偶然通りかかった亜美という若い女に助けられ、彼女のペンションに連れて行かれる……雪の降りしきる山奥のペンション、蠱惑的な女、サイコパセティックなその父親。やがて狂気が全てを……。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

解説 吉野仁 によれば、
心理サスペンスであり、モダンホラーだとのこと。

たしかに、心理不安,現代恐怖ということばはよく似合う。
妹が事故で人を殺した時,不安さえなければ、すぐに救急車を呼び,
必要があれば警察が来るだろう。

不安だからこそ、冷静な時になら取れる行動が取れない。

山奥のペンションの親娘も同様だろう。
不安だからこそ、男を監禁しようとする。

現代社会の心理の裏側を描写している。

最後は裁判の陳述を台本風に描写しているのは一工夫なのだろう。

0
2012年10月06日

Posted by ブクログ

ネタバレ

犯した罪を隠そうとしたために、どんどん深い穴に落ちていく、、、。怖い怖い。

狂気に満ちた父親の言動に、BGMとしてクラシックが使われている。小池真理子の話によくあるのだけど、本当に効果的。歌詞のないクラシックが余計に怖さを増す。逃げてーーーー!笑

0
2018年09月03日

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