【感想・ネタバレ】テレビじゃ言えない(小学館新書)のレビュー

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Posted by ブクログ

ネタバレ

いやぁ〜やっぱこの人は天才だ〜。

第1章、第2章は現代日本が抱える問題に見事に切り込んでいく。

問題を的確に捉えるだけでなく、自分のの見解を包み隠さず語り尽くしてある。

その内容たるや、決して全てを放送する事は出来ないと思われる内容ではあるが、何故か納得させられる。

第3章では亡くなった大スターとの知られざる逸話。

第4章ではお笑いBIG3がなぜ今の時代も輝き続け、次世代がBIG3を追い越せないか、また、自身も含め70歳を過ぎ、超少子高齢化が進む日本においていかにして高齢者(老人)が楽しく生きていくかについて書かれている。

様々な問題に対し独自の視点でぶった切る。

これからもずっと思うように暴れてくださいね、「殿」。

説明
内容紹介
放送コード完全無視

第1章 テレビじゃ言えない「危ないニッポン」
●ニッポンは「1億総活躍」どころか「1億総自主規制社会」
●テレビは真実なんて伝えない
●ネットはバカのための拡声器
●ネット情報で満足するヤツは「深い世界」に辿りつけない
●18歳選挙権なら「少年法」はいらねえよ
●舛添に怒って角栄に心酔する権力者に都合の良い庶民たち
●災害時に「防災服を着る政治家」の白々しさったらない ほか
第2章 話題のニュース毒舌分析
●30過ぎて少年法に守られてる下品な少年A
●笑点を本気で面白いと思ってる視聴者だからナメられる
●乙武クンを「真面目」と決めつけた人に潜む差別意識
●賞味期限もエコも消費者ではなく経済のためにある
●ベッキー、ASKA、ショーンKほか 輝け!2016年ヒンシュク大賞 ほか
第3章 テレビじゃ言えない「天国のあの人たち」の話
●大橋巨泉、デビット・ボウイ、高倉健、原節子との秘話 ほか
第4章お笑いBIG3と老人論
●なぜ若手芸人はBIG3を超えられないか
●タモリとオイラは何が違うのか
●ジジイが嫌われるのが理想の高齢化社会
●シルバーシートがニッポンから奪ったモノ ほか



【編集担当からのおすすめ情報】
「テレビじゃ言いたいことが言えなくなってきている」--そんなビートたけし氏の呟きからこの本は生まれました。本作では、政治・経済からネット社会の隆盛に至るまで「世界のキタノ」が独自の視点で分析します。その内容は、まさに放送コード無視。過激な意見の数々は、現代社会の矛盾を本質的にとらえています。
内容(「BOOK」データベースより)
最近テレビじゃ「本当に言いたいこと」が何も言えなくてイライラしてるんだ―ビートたけしの呟きからこの本は生まれた。コンプライアンス、CMスポンサーへの配慮、そんな建前のもとエスカレートするテレビの自主規制。そんなもの、クソ食らえだ。放送コードを無視したこの男の毒舌は、ツービートの頃より切れ味を増している。政治・犯罪、ネット社会…偽善と矛盾だらけの現代ニッポンをぶった切る危ない現代評論。

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2019年11月27日

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