【感想・ネタバレ】猫の學校2 老猫専科のレビュー

あらすじ

大好評『猫の學校』第2弾! 室内で暮らす猫の平均寿命は現在約15歳。老いを迎えた猫とどうつき合っていくか、やがておとずれる永遠の別れをどのように受け止めればいいのか。多くの老猫をお世話し、17匹の最期を看取ってきた「猫のプロ」が、人も猫も最期の瞬間まで幸せに暮らすための秘訣を伝授する一冊。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

・「外に出るです」と言う福。p79
・心配症 心配は自己満足です。
・嘆くより慣れろ
・猫の衰弱を悲しむ→猫に悪影響。 人間の心理状態や仕事ストレス過多は猫に影響する
・口熊野の迷信・墓掘りをすると、体調を持ち直す
・デスカフェ(ウィークタイズ)
・「老いの入舞」

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2023年10月03日

Posted by ブクログ

ネタバレ

作者のタフで強烈なバイタリティに気圧されながらも、
間もなく天に召されてしまうであろう我が家の猫のために読み進め、結果気持ちが楽になった。
人(私のこと)はかくも救われたがる動物なのか。
すっかり洗脳されてしまった。

無意識ではあるけれど(猫の)長生きを善とするあまり短命を善しとすることが難しくなり苦しい気持ちでいたが、
”老いから死へ向かう過程と時間を大事にすること”
”「早く治って」ではなく「お手入れをもっと上手にしたい」という気持ちで老猫に向かうこと”により、
関係は穏やかに深まって、心の言葉のコミュニケーションが繊細で優しいものになり、お互いが静かに満たされていくのだと理解した。

一番衝撃的だったのは猫ではなくて筆者のお母様の看取りの場面だった。人も猫同じ生き物なのだな。

そしてそのお母様がお寺の住職さんだったとあり、なるほどと、これまた深く納得したのだった。

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2021年06月30日

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