【感想・ネタバレ】屋根裏の聖母のレビュー

シャロン・ケンドリック / 藤田和子

「結婚に異議を申し立てます」式場に響いた声にエリンは戦慄した。ディミトリ・マカロフ！ ロシアの新興財閥の彼は美貌のほかにふたつのことで名を馳せている。ひとつは“辣腕の実業家”、そしてもうひとつはスキャンダル。美女、ギャンブル、乱痴気騒ぎ。危険なことには好んで飛び込んでいく。エリンはかつて秘書の身でボスである彼と一夜を過ごした。痛恨の過ちだと言い放った彼に身ごもったことは告げず姿を消したが、まさか７年後、結婚式に現れるなんて…！

[たまみ · ★★★★☆]

「愛してる」じゃないと掴めない

王道のストーリーです。裕福でイケメンで女ったらしな男が無自覚で惹かれた女性はつつましく情のある秘書。互いに愛してるのに７年も離れてしまいます。結婚する気のない男は運命に絡めとられていき… 女性
目線で読めば必ず本物の愛情にたどり着くシンデレラストーリーです。この作品では
男の意外な生い立ちが女性の心をくすぐりますね。作画も美しくオススメです。

[G · ★★★☆☆]

うーん…。

ハッピーエンドだけど、なんかモヤッとしました。

ヒーローのディミトリはやはりイケメンプレイボーイで、秘書の彼女は彼のプライベート(女性問題)の処理等もしてきていたので彼の醜態も見てきていたが、１度だけ関係を持ってしまうが彼に突き放されてしまう。

その時の一夜で子供が出来たが数年間も秘密にしていたが彼にバレてしまい息子に会いたいと言われるけど、自分の立場だったら…無理かな。
結局は愛情無しからの2人だったので、それが息子が居ると分かってから彼はヒロインの事を好きだったのかな？と思い始めるくらいの最低な男。

自分の最悪な生い立ちが関係しているようだけど、でもヒロインと一夜を共にした後にも半裸の女性とベッドに居たしな。

これから先も信用できないなぁ。
ハーレクインだから仕方ないなぁ。

[shaon · ★★★☆☆]

シークレットベイビーもの。ヒーローが自身の出生の秘密を乗り越えてヒロインと息子を得る話。よくある話だから安心して読める。