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Posted by ブクログ
この本を読んで、一気に喜多川さんのファンになりました。
主人公の高校生の甘い考えは、私の若い頃とそっくりで、言い当てられているようで、何か懐かしい気持ちになりました。自分は大して度量もないのに、すてきな人が現れないかなとか、こんな風にやってくれたらいいなとか、相手に期待ばかりしていたことを思い出しました。
また、年だけは大人になった自分が、これからの人生を見つめ直すこともできました。
【心に残った言葉】
「大切なのは未来視点だって。未来の自分から見た、今の自分っていう考え方。・・・未来の颯汰くんがいるよね。例えば40歳になった颯汰君。その未来の自分にとって必要な経験がたくさんあるのよ。辛いことや苦しいことを乗り越えるという経験もその中のひとつで、未来の自分にとって必要な試練を、今経験しているのよ」(P273)
「ほら、受験勉強なんかも同じでしょ。今は苦しいけどさ、その苦しみから逃れなければ、いろいろ成長できるじゃない。そしたら、きっといつか、『ナイス過去の自分!』って言える日が来ると思うの」(P274)
Posted by ブクログ
48歳の私が感じていたことをまざまざと小説にして下さって、主人公がそれを叶えようとしていた。
「ふさわしい人」であり「心に天秤を持つ」そして夢を叶えていく人になりたい。
Posted by ブクログ
【ポイント】
・自分と交わした約束を守れる人になること
・本気でやり続ければ大抵のことはできる
【感想】
各々の目標に向かって刺激し合える仲間がいたことと、本気で自分の約束を守る精神力があったことが、ladybirdの成功の理由だと思った
Posted by ブクログ
色んなところで繋がっていくのが、伏線が素晴らしいです。
最高の成功小説です。
自分の未来に恋をする。
そんな考え方をしたことがなかったです。
主人公の成長を見て、自分も今日一日頑張るつもりで何か大事なことに向かって努力します。
Posted by ブクログ
何もかも中途半端に終わらせていた主人公が、Ladybirdの人達と出会い、関わりながら、主人公が変化し成長していく物語だった。
物語を読み進めていくにつれて、人生について深く考えることができる本だった。
分かりやすく、かつ易しく書いてあるため、どの世代でもおすすめの本だ。
人生について悩んだり、迷ったりした時には、
またこの本を読みたいと思った。
Posted by ブクログ
自分と交わした約束を守れる奴はほとんどいない。でも、約束を平気で破る奴は信用できない。だから、自分との約束を破る奴は、誰よりも自分のことが信用できなくなる。つまり、「自信」がなくなっていく。だけど、他人と交わした約束を守るときと同じくらいしっかりと、自分と交わした約束を守って生きれば、そいつは一角の人間になれる。きっとそれだけで、思いのままの人生を手にすることが出来るだろう。
この言葉が印象的だった。もっと自分に対して素直になって自分自身との約束を守っていきたいな
Posted by ブクログ
読書仲間から勧められて、初読の作家さん。
とてもよかった。
最初の数十ページ、パラレルワールドに行く
とかファンタジーな感じかな?
(題名や装丁の雰囲気もあり)と思いながら読み進めると、痛いほどに現実の話し。
自分の日々を読まされている?苦笑い。
燻っていた主人公が題名の通り6日間で
大きな成長をする。
素直すぎ?と思う私はつまらない大人。
18歳の主人公がこんなに素直に吸収していく
素地があるのは、18歳までの彼がそう
生きてきたからなんだろう。
「未来視点」「心の天秤」「お天道様」
とても響くストーリーがたくさんあった。