あらすじ
「自分らしく自然体で過ごしたい」と思っても、他人の存在によって、それができないと感じてしまうことはありませんか? もちろん、「私は私、あなたはあなた」というように、お互いの考え方やあり方、自由を尊重できればいちばんいいのです。
しかし、実際には、人からあれこれ口を出されて物事が思う通りにいかなかったり、頼まれごとを「いいですよ」と引き受けているうちに、やることがどんどん増えて身動きがとれなくなってしまうなど、対応に困ることがありますよね。
また、一方では、自覚がないのに人から比べられて、戸惑うこともあります。
なんだか張り合われている感じがしたり、嫉妬されたり、周りの動向に合わせないといけないような空気感があったりすると、なかなか本来の自分らしさを発揮できないことも出てくるでしょう。
じつは、人からあれこれ言われやすい人や要求されやすい人、また比較や嫉妬の対象にされやすい人というのは、どこに行ってもその傾向があります。
そのパターンを変えるために本書でご提案するのが「ゆずらない力」です。
「ゆずらない力」とは、端的に言えば、次の4つの要素で成り立っています。
・健全な領域意識をもつ
・自分への信頼感を養う
・無意識の罪悪感をなくす
・自分の力を自分のために使う
それぞれ本書のなかでわかりやすく解説していきますね。
あなたが「ゆずらない力」を身につけて、毎日を自分らしく楽しく過ごしていくことができるよう、本書が少しでもお役に立てましたら幸いです。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
自分の領域にズカズカと踏み込んで来たり、頼まれ事をしたり、勝手にライバル視されて嫌味を言われたり、理不尽な思いをしている人への対処法。
毎日のノート作りで、その日の良かったことや感謝したい事にフォーカスした日記を書くと良いとのこと。
Posted by ブクログ
色々お願いされることは悪いことではないが、
本当はやりたくないのにお願いされてしまったり、
悩み相談や愚痴を聞き続けたりするのは疲れてしまう。
本当はしたくないことをハッキリさせて、
自分をしっかり持つことで断るときは断る、
断って関係が終わるなら所詮それまで!
と割り切ることが大事。
そのためには、自分にとって何が好きで何が嫌いかと、
自分自身の中の軸のようなものをしっかり持つこと。
あとは、誰にでも好かれようと思わないことが大事。
【勉強になったこと】
・他人よりも、まずは自分自身がどうありたいかを
ハッキリさせること。それにより、人間関係の悩みは
大幅に解消される。
・ゆずらない力を成り立たせる4要素
①健全な領域意識を持つ
②自分への信頼感を養う
③無意識の罪悪感を失くす
④自分の力を自分のために使う
・自分への信頼感を養うためには、
「自分で物事を選択して決めた」
「自分が大切だと思うものだけに絞る」
といった意識づけが大切
・頑張って出来ることに対して褒められたとき、
それを受け入れることが出来ないのは、
自分自身にとっては「当たり前」と感じているから。
頑張らない人もいるし、頑張っても出来ない人も
いるので、そもそも出来たことがすごいと思うこと。
・人の期待に応え続ける必要はない。
何故なら、人は自分自身の人生の責任は取らない。
あくまでに自分自身の責任は自分でしか取れない。
・嫌味を言ってくる人は、劣等感が強い。
・「飛びぬける」とは、自分らしく魅力や才能を
開花させることである。
・自分を知りたければ、自分で分析しても意味がない。
他人とかかわって、他人との違いを知り、異なることを
受け入れることで初めて自分を知ることが出来る。
・相手に嫌な想いをさせたくないから自分が我慢する、
は間違い。我慢している時点で良好な関係ではない
し、そもそも我慢して良好になることはない。