【感想・ネタバレ】文庫本を狙え!のレビュー

あらすじ

「週刊文春」誌上で20年に及ぶ長期連載をつづける坪内祐三「文庫本を狙え!」。本書はその原型ともいうべきスタートから171回分を収録。古典的名作からサブカル・雑本など、毎月次々と刊行される文庫本のヤマのなかから、おすすめの1冊を毎週選び出す。かつては新刊書評であったものが、20年たつことで絶好の古本案内としても読むことができる。

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Posted by ブクログ

<目次>
省略

<内容>
全171作、「週刊文春」連載中の「文庫本を狙え!」のスタートから。文学は今読まない私ですが、このような名読書家のコラムを読むと、読みたくなります。むろん坪内さんのように本の裏や作家の裏を読み取ることはできないし、たぶん読み切れないようなものが多いと思いますが、いつか読んでみたいな…

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2016年09月24日

Posted by ブクログ

『週刊文春』で長期連載中の『文庫本を狙え!』の1996年の第1回から2000年の第171回までを収録。毎月刊行される文庫本の中から毎週1冊のお勧め文庫を紹介するという企画である。本の内容の紹介だけに留まらず、その背景や著者に纏わる蘊蓄も紹介されているので、興味深く読むことが出来た。

本書では、どちらかというとベストセラーには成り得ないが、読んでおきたい古典的な名作やサブカルもの、はたまた漫画までが紹介されている。従い、おのずと普段は余り手を出さない出版社が多い。また、現在は絶版となり入手困難な文庫本が目につく。悲しいことに、年々、文庫本の刊行から絶版までのサイクルは短くなっているようで、まったく油断も隙もない。

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2016年08月13日

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