【感想・ネタバレ】盲導犬クイールの一生のレビュー

あらすじ

「人間らしい歩き方を思い出させてくれた」との言葉を残して、パートナー(使用者)はこの世を去った。盲導犬クイールの生まれた瞬間から、暖かい夫婦のもと息をひきとるまでをモノクロームの優しい写真と文章で綴る。映画化、ドラマ化もされた感動の記録。文庫新装版の秋元良平氏の「出版から十五年過ぎて」も収録。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

盲導犬についての知見が得られた。

・盲導犬には何度も別れがある。(生ませの親、育ての親(パピーウォーカー)、しつけの親)
→悲しい。

・五つ子で生まれたクイールは人間の手で育てられた。
→子どもの時に家で飼っていた犬も五つ子を生んだが、一匹も生き残らなかった。犬任せにしていたからなのか。

・盲導犬は、ただ道を教えてくれるだけではなく、気持ちを明るくしてくれる友達

・排便は自分でコントロール。外出中におしっこがしたくなってもがまん。

・方言や男女の言葉の違いのない英語で指示。

・盲導犬では血統が重視されている。両親も盲導犬。

・「おいで」と呼ばれてすぐに来る犬は盲導犬には適していない。人の声や物音に惑わされず、落ち着いて「何?」と声をかけた人の目を見るような犬が向いている。

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2025年11月01日

Posted by ブクログ

ネタバレ

本を読んだ後に映画も観に行った
盲導犬を知るきっかけになり盲導犬が好きになったきっかけでもある作品
盲導犬訓練士に本気で憧れた
クイールだけでなくその周りの人達に感動させられる大好きな物語、大好きな本
この本と出会ったから今の自分がいる

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2020年09月13日

Posted by ブクログ

ネタバレ

学年集会でクイールの映画を見させられて、そういえば家にあったなーと思って読みました。
映画も見たことあった。でも泣いてしまった…学校なのに…。隣の席で見てた、ワンちゃん飼ってる仲間の子も泣いてた。
マイペースなクイールと犬が大嫌いという方の変わったコンビ。けれど心がだんだんと通じ合うところに感動しました。

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2022年02月23日

Posted by ブクログ

ネタバレ

私は犬を飼ったことがない。
飼ったことがあるといえば出店の金魚くらいだが
それもすぐに病気になって死んでしまうため、
長く一緒に過ごし自分に懐いてくれた動物が
目の前で死んでしまう、という経験をしたことがない。
ペットロス、という言葉があるけれど
多分想像している以上に辛いものがあると思う。
小さい頃ならまだしも、いい歳してから
喪失感を味わいたくなくて、今後もペットは飼えないと感じた。

本当に犬に対して無知なので
ジョナサンからクイールに改名した時や
次々と住処が変わることに対して
精神的な面は大丈夫だろうか、と何だかハラハラした。
しかし犬は人間が思うよりずっとずっと賢い生き物なのだ。
クイールも幼少期に1年ほどしか住んでいない家を
ちゃんと覚えていたんだし。
育ての親に見守られて天国に行けたことは
たくさんの別れを経験してきたクイールにとっては
一番のご褒美だったのではないかな・・・。

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2019年09月05日

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