【感想・ネタバレ】新・ちいさいひと 青葉児童相談所物語 13のレビュー

あらすじ

コロナ禍編完結、そして最終シリーズ突入!

児童福祉司・相川健太は、今日も子ども達のために奔走中!

2020年春、新型コロナウイルスの感染拡大。
リモートワークや自宅待機… 新しい生活様式の中で先の見えない社会の不安を受け、苦悩した子ども達を描いた『コロナ禍特別編』がいよいよ完結!

そして、最終章となる『ヤングケアラー編』が開幕!
昨今、大きな社会問題にもなっている『ヤングケアラー』の問題が、
健太の児童福祉司としての在り方まで揺るがすことに…!

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Posted by ブクログ

12巻から続くコロナ禍特別編。

児童福祉司の近隣の声掛けや空振りに終わっても繰り返しの家庭訪問などの努力で、母親が動くきっかけとなり救われた命。

しかし、暴力のみならずスタンガンやキャットフードなど…酷い行為に言葉も出ない。

新型コロナウイルスの感染拡大が始まった2020年を舞台にしているが、これだけではない現実が闇に葬られていたのでは…と思うと児童福祉司に頼る以外に何ができたのだろうかと考えてしまう。


後半は、ヤングケアラー編が続く。
小学生教師が、一人の児童について思い悩む。
給食費や教材費が滞りがちで、遅刻や無断欠席も多く、虫歯治療もしていないようで親とは連絡がつかないと。
育児放棄が懸念され、児童相談所に連絡を取る。

児童福祉司の相川が尋ねると中学生の兄が祖父の介護をしていた。

「じいちゃんの面倒を家族の僕がみるのはおかしいですか?」と言われると…。

家族だから世話をするのは仕方がないこと?当たり前のこと?
学校へも行けずに介護と家事の毎日…
どこに?誰に?助けて貰える?

次巻へ。





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2024年05月12日

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