【感想・ネタバレ】ストレスと疲れがみるみる消える!1分間どこでもマインドフルネスのレビュー

あらすじ

近年、アメリカのグーグルやフェイスブックなど一流企業が取り入れて話題になった「マインドフルネス」。ストレス解消法として、集中力を高める手法としてビジネスパーソンを中心に人気が高まっています。
本書では、多忙なビジネスパーソンのために、「1分間からできること」をテーマに、瞑想やストレッチなどすぐに使えるさまざまな実践方法をイラストや、医師の著者ならではの医学的な知見を交えて、わかりやすく紹介します。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

本書で紹介されているマインドフルネス自体には既に知っているものばかりであったが、コラムに書かれているマインドフルネスによる効果や取り組む姿勢はためになった。

・私たちにとって、その方向の良し悪しにかかわらず、「変化する」ことは恐れであり不安でありストレスなのです。そこでフッタが説いた「何事も無常である」という真理を意識していると、この変化することによるストレスを受け止めやすくなり、流しやすくなります。「今、大切にしている人間関係も、物も、若さも健康も、いずれは変化していく。それは避けることができない」そう理解しておくと、「自分から離れていく人、自分が失っていくもの」に対して激しく執着し、苦しみもがくことが徐々に減っていきます。逆に今、苦しい状態だったとしても、「ずっと同じ状態であることはない。必ず何ちかの変化が起こっていく」と希望を感じやすくなり、「苦」に取り込まれる時間が減ってきます。「同じ状態は二度と起こらない」「未来はどんどん変化していく」と知っているだけで、クヨクヨ悩んだり、不安を引きずって未来に悪影響を与えたりすることも少なくなってきます。
・体をストレッチすることによって生じる感覚をじっくり感じていくことで、押し寄せてくる思考や感情の洪水がストップされ、「今、ここ」に意識を取り戻すことがでさます。
・ここでで文字として「名前」を選んだのは、余計な雑念がわきにくいからです。あなの好きな漢字や言葉でも悪くはありませんが、その文字の持つ意味が強すぎる場合は、文字を書くことよりも、その意味に意識が奪われやすくなってしまいます。
・通常は、家に戻ってリラックスしていると、副交感神経というリラックスするための自律神経が優位になってくるのですが、行き過ぎた交感神経の緊張がある場合はこの切り替えがうまくいきません。そのためいっまでも緊張が続いてしまい、眠ろうとしても心や脳や体の筋肉が緊張から解放されないのです。そのため夜は意識的に腹式呼吸を行います。腹式呼吸は交感神経の興奮を鎮めて、リラックスする効果が絶大です。べッドの中では深くてゆっくりした腹式呼吸を気持ちが落ち着いてくるまで続けましよう。
・過緊張のときは、脳がひっきりなしに思考を生み出しているため、いわば「頭でっかち状態」になっています。すると体の感覚とのつながりが遮断されてしまい、あごの噛みしめや肩や首筋の硬直に気がつかずにいることが多いのです。
・一般的には、加分ほどヴィパッサナ}膜想を続けていくと、脳が深く休息し精神状態が澄んでくるとされていますが、辛いときには無理して長時間座る必要はありません。
・この「気づき」のトレーニングを繰り返すことで、日常の生活での刺激によって生まれる不安、怒り、恐れ、浮つき、事故嫌悪といったストレスを生み出す思考や感情にとらわれてふりまわされることが減っていきます。

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2017年10月03日

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