あらすじ
クラウゼヴィッツの『戦争論』は、中国の『孫子の兵法』と並ぶ不朽の兵法書。
戦争を「戦略」、「戦術」、「ロジスティクス」の観点から理論的に解明し、さらに「将帥」(トップ層)の精神力を最重要視した点に特徴がある。
企業マネジメントにも通じる『戦争論』のエッセンスを、戦史上の事例をケースにしながらわかりやすく解説。
※本作品は、『図解 クラウゼヴィッツ「戦争論」は面白い!』(小社刊)を改題、新編集したものです。
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Posted by ブクログ
先輩が貸してくれた本。
こういう題名の本って絶対自分じゃ買わないと思うんだけど
食わず嫌いはよくないのかなと反省させられました。
もちろん、本の中身は戦争論なのですが
結構実生活に応用できそう。
戦闘力を分解すると
「戦略」「戦術」「ロジスティックス」になります。
この中で一番耳慣れないのはロジスティックスかと思いますが
ロジスティックスとは戦争では食料や弾薬の確保などの事を言います。
後方支援とも言われているみたいです。
実生活においても戦略でマクロな視点を考え
戦術でミクロな視点を考え
ロジスティックスでそれに必要な材料を考える
ってやると色々面白そう。
やっぱり、構造に分解して思考する事って結構好きだし
あこがれる。
Posted by ブクログ
そもそも戦争とは?
戦略と戦術の違いとは?
ロジスティックスとは?
様々なケーススタディと共に。
本編を読む前、読んだ後、どちらでもより一層理解が深まるクラウゼビッツの戦争論の参考書。
ビジネスマンや経営者の方にも。
Posted by ブクログ
クラウゼビッツの戦争論は難しいと聞くので、解説本から読んで見ました。戦争論の中から重要な一節を取り出しつつ、それを現実の戦争にはめ込んで解説しているのでわかりやすいといえばわかりやすかったです。ただ、戦争の解説が大半を占めるので、クラウゼビッツの「戦争論」に触れる部分はわずかでした。
筆者は自衛隊出身でもあるので、戦争をとりあげていましたが、できれば現代社会の身近なトピックで解説してるとなおよかったな~とは思いました。
でも、面白かったので、今度は「戦争論」そのものを読んで見ようかと思います。