【感想・ネタバレ】ブロックチェーン・レボリューションのレビュー

あらすじ

世界経済に将来、最も大きなインパクトを与える技術が誕生した。人工知能でも、自動運転車でもない。IoTでも、太陽エネルギーでもない。それは、「ブロックチェーン」と呼ばれている――クレイトン・クリステンセン(『イノベーションのジレンマ』著者)スティーブ・ウォズニアック(Apple共同創業者)マーク・アンドリーセン(Netscape開発者、Facebook取締役)伊藤穰一(MITメディアラボ所長)らが激賞!インターネットに比肩する発明、「ブロックチェーン」解説書の普及版にして決定版。多数のキーマンや企業への取材によって明らかになる、いま世界中で進展する革命の全貌。【推薦の言葉】迫り来る破壊的イノベーションの波をいかに生き延びるのか。本書はそのためのサバイバル指南書だ。時代を象徴する1冊になるだろう。クレイトン・クリステンセン(『イノベーションのジレンマ』著者)ブロックチェーンはコンピューター科学の歴史を変えるほどの大発明である。本書を読めばその威力が理解できる。マーク・アンドリーセン(Netscape開発者、Facebook取締役) これはすごい本だ。どこまでも広く深い考察に圧倒される。技術・経済・社会のすさまじい転換期に僕らは今生きているのだ。スティーブ・ウォズニアック(Apple共同創業者)インターネットが情報革命を起こしたように、ブロックチェーンは信頼に革命を起こすだろう。これはあらゆることを変える可能性を秘めた技術だ。本書を読めばわかる。伊藤穰一(MITメディアラボ所長)

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Posted by ブクログ

ネタバレ

ブロックチェーン技術を活用した事例が盛りだくさん。
数年後には本著で描かれている世界が少しでも実現していたら非常に面白いと思う。

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2018年02月04日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ブロックチェーンを「信頼のプロトコル」と位置づけ、ビットコインの領域に留まらず、様々なビジネスモデルや企業などの組織、さらには社会をも変える可能性について、豊富な事例やアイディアとともに解説した一冊。

世界中に分散した利用者が、強固に守られると同時にオープンなデータを共同で管理し、正当なデータだけが記録される仕組みによって取引の信頼性を担保することで、銀行などの仲介者なしに取引者同士を直接結び付けるブロックチェーンのインパクトは、金融等の既存ビジネスはもとより、シェアリングエコノミー等の新たなビジネスモデルにも及び、また政府や行政の透明化や効率化、さらには企業等の組織のフラット化やオープン化を大幅に促進する可能性もあるという。

技術的な未熟さや不正利用のリスク、過度の自動化に伴う「機械による人間の支配」の虞など複数の課題はあるものの、適切なガバナンスの仕組みを整えることで、この技術を途上国支援、特に”インクルーシブな”社会の実現など、より大きな社会問題の解決に利用することもできるという著者の主張は納得感が高い。ビットコインに胡散臭さを感じている人は特に一読すべき価値がある良書。

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2018年11月18日

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