あらすじ
30万部のベストセラー『スティーブ・ジョブズ 驚異のプレゼン』著者、渾身の最新作!
■データだけじゃ足りない!一流の人はストーリーで納得させる
ビジネスでは、財務状況や売上などの数字、データを聞きたがると思ってしまう人が多い。しかし、これは部分的にしか正しくない。神経科学の世界で最近確認されたことを忘れているのだ。つまり、「感情は論理の上を行く」である。相手の心をつかまなければ、その頭には届かない。
■誰でもいいプレゼンができる「ストーリー」のスキルを教えます!
・個人的なストーリーで命を吹き込む
・課題、問い、解決策の3ステップで組み立てる
・小学生にわかる言葉で語る
・60秒で語れるくらいシンプルに
・苦闘を愛して味方につける
・聞き手とヒーローが重なるように語る
など
■37人のストーリープレゼンを分析
シリコンバレー企業などビジネスで世界を変えた人、政治家や有名ミュージシャンなど人々の生活に大きな影響を与えた人など、37人のプレゼンを分析します。
<本書に登場する人たち>
・イーロン・マスク(テスラCEO)
・シェリル・サンドバーグ(フェイスブックCOO)
・ビル・ゲイツ(マイクロソフト共同創業者)
・スティーブ・ジョブズ(アップル共同創業者)
・ジョン・ラセター(ピクサーのチーフ・クリエイティブ・オフィサー)
・アダム・ブラウン(ペンシルズ・オブ・プロミス創業者兼CEO)
・ウィンストン・チャーチル元英国首相
・マーティン・ルーサー・キング・ジュニア牧師
・ミュージシャン、スティング
・アテネパラリンピック代表、佐藤真海
など
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
フライヤーで概要だけ
・ストーリーを語り、惹きつける
・苦労や苦難のストーリーを入れ、ビジョンとのギャップで情熱に火をつける
・短い言葉で伝えるためにTwitterで練習
Posted by ブクログ
仕事のさまざまな側面に置いて、参考になる事例がもりだくさんでした。
一番響いたエピソードは、ウォールナッツヒル・メディカルセンターの話。家計相談を業務としている私にぴったりの事例です。
金銭面での解決策を提供するのではなく、心豊かで幸せな日々を送る基盤を築いていただくことが、本当に提供したいサービスです。そのホスピタリティを、改めて学ぶことができました。
また、文章を書くことが多いので、「シンプルに語る」「3点ルール」は非常に参考になりました。
さらに、セミナーの講師としては、プレゼンの説得力としてさまざまなノウハウを学びました。
事実やデータよりもストーリー。
情熱を持ってビジョンに命を吹き込む。
このようなアツい、浪花節的な展開は、個人的には大好きです。
が、事例ばかりがずらっと並んでいると、だんだん飽きてきてしまいます。それぞれの事例はとても素晴らしいですし、刺激を受けます。モチベーションも上がります。
でも通しで読み続けていくのにはちょっときついなと思いました。1章ずつ、日を替えて読むと良いかもしれませんね。
Posted by ブクログ
いつも期待を持って読み始めるのだが、どうしてもビジネス本との相性は必ずしも良くない。
ビジネス本への期待値が間違っているからなのかもしれないが、感動というか、興奮状態を維持出来ない。使われている文字・文体に複雑な所は何もなくて、読み進める事自体は簡単なのだけれど…
また米国において評価されるプレゼンテーターの持つ質への憧れと軽蔑の入り混じった、または、皮肉れた交錯した思いから、書かれている内容に対して純粋な思いを持ち続けられない。
特に経済的な成功者が出て来たり、その成功を素晴らしいものとして取り上ている事にある意味の嫌悪感も感じてしまう。
書かれている内容は、至極シンプル。感動を与えるストーリーが人を動かす、という内容。