【感想・ネタバレ】名刀月影伝のレビュー

あらすじ

『天下に小烏丸はただひと振り』藩主松平定信の一言から、白河藩の山本助十郎と絵師の林幹之助は、平家ゆかりの宝剣小烏丸の真贋吟味を命じられる。ふた振りある小烏丸のいずれが真物なのか――。その後、定信が編纂する古宝物図録集『集古十種』に収録する刀剣の調査のために、上方入りした二人は、粟田口則国が奉納された八幡宮で放火事件に遭遇する――。三条宗近、正宗など世に名高い名刀の消息を訪ねる二人旅が始まる。

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Posted by ブクログ

名刀の真偽を確かめてまわるという連作短編。
著者得意のやつですね。
チャンバラもいつも通りあるし、安心の面白さでした。
刀と鞘の話とか、初めて読んだうんちくもありましたね。
主人公が無名なふたりなのでちょっと華がないけれど、その代わりにちょっとした幻想要素が入っているので、著者の他の作品同様楽しめるのではないでしょうか。

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2020年10月11日

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