【感想・ネタバレ】ネットには神様がいる 「ネットは票にならない」が覆った日のレビュー

あらすじ

無名・支持団体ナシの山田太郎。
参院選比例で野党NO.1の29万票!
なぜ奇跡は起きたのか。

■著者:山田太郎のメッセージ
政治の世界では「ネットは票にならない」と長い間いわれてきた。 しかし、組織も持たない、もともと有名人でもない1回生議員が29万もの票を獲得し常識を覆した。 比例復活による3年半の任期の間に、前回選挙で得た票数の約10倍に。 これは、ネットが初めて大きく票となって現れた奇跡だ。 背景には、10代、20代の若者が抱く政治・経済への不満や思いがある。 彼らが社会の中核となる10~20年後、政治・経済の中心は明らかにネットである。本書は、ネット戦略で29万票を獲得した奇跡の物語にとどまらない。 明らかな日本の政治・経済の未来予測図なのだ。

■お手頃1200円! こんな人に読んでほしい本です
1.山田太郎に投票した皆さん
2.ネット政治・選挙を成功させたい政治家
3.ネットを活用して顧客をつかみたいビジネスパーソン
4.若者の行動特性を知りたいマーケティング担当者

■なぜこの本をおすすめするのか
1.支持団体なし野党最大得票29万はすごい。
2.成し遂げた山田太郎。なぜ奇跡は起きたのか。
3.ネットの神様の存在と3つの掟とは何か。
4.数名で「ネットどぶ板」展開って何をやった。
5.「選挙民」を「顧客」に置き換えてみてほしい。
6.これは「ネット・マーケティング戦略書」だ!

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Posted by ブクログ

中々興味深かった。
政治的には29万票は死に票であり意味のないことかもしれないけど、社会的には意味のあったことであろう。
シングルイシューに絞ったことは正解だけど、表現の自由といった、ネットやその支持世代に合ったイシューだったから成功したわけで、他のイシューだったらうまくいってないかもしれない。それを汎化して話すのもどうかなと思いました。
しかしながら、今回はそれでうまくいったのは事実。
Whyを強調してるけど、筆者がWhyと思っている根底が本書では分からなかった。別所らしいけど、せめてそこにつながるような話は書いてて欲しかった

あと、仕方ないけど山本太郎の類似商品だ思われているんだよな、一般的には。

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2018年11月04日

Posted by ブクログ

日経ビジネス風に言うと、「敗軍の将、兵を語る」。兵は兵法のことらしいです。
米大統領選挙ではトランプ氏が炎上商法のごとく、山田氏とは真逆の手法で当選したのも合わせて、読者は考えるべきかと。
「さんちゃんねる」というネット広報の継続実績に、有権者は信用を見出したと思っています。

0
2016年12月21日

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