【感想・ネタバレ】象徴としての女性像 ──ジェンダー史から見た家父長制社会における女性表象のレビュー

あらすじ

国家の象徴、男を滅ぼす悪者……男は女をどう描いてきたのか。美術史上の女性像の成立と受容をたどり、その波瀾万丈な変遷を跡づける画期的ジェンダー美術論。家庭内では出産・育児を引きうけ、また劣等であるがゆえ社会から遠ざけられ、さらに、男をたぶらかす悪者とされてきた、物言わぬ「女」たち。彼女らがどのようにとらえられ、表象されてきたか──その波瀾万丈な変遷を丹念にたどる新しい美術史。

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Posted by ブクログ

女性像の変遷を数多くの図版と事細かな研究で読み解くジェンダー美術史。私は特に最終章にいたく感銘を受けた。表紙のクラナハのユディトも好み。

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2009年10月04日

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