あらすじ
王と神の子から子供が生まれたとき、魔女モルガンの呪いは解ける── そんな言い伝えを持つキャメロット王国で、数ヶ月前まで普通の男子高校生だった樹里は、王国の第一王子であるアーサーに熱愛され、罪悪感を抱きつつも、身代わりの神の子として暮らしていた。しかし、亡くなったはずの神の子ジュリが蘇った日、世界は混沌とした。樹里の処刑、嘘、ジュリの悪意、媚、そして神官長の不吉な予言。なにが嘘で、なにが真実なのか。確かなことはなにひとつない闇のなか、アーサーは愛する樹里を守るため、闘う決意をするのだが!? 【限定配布されたショートストーリーを電子限定で巻末に収録配信!!】
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匿名
すごく面白くなってきました!
というか、全く先が読めなくて読み進めるのがとても楽しいです。
シリーズまとめ買いしてしまいましたが、スピンオフ?もあったみたいでこちらもすぐに購入しました。
お父さんがどんな人だったのかも気になるし、子供ができたのかも気になるので早く続きを読みたいと思います。
シリーズ4作品目
作者様買いで、ただ今イッキ読みしております。こちらのシリーズ、面白いです!
まさかまさかの樹里のお腹にアーサーとの子供が?
続きが気になります。
Posted by ブクログ
▼あらすじ
王と神の子から子供が生まれたとき、魔女モルガンの呪いは解ける──
そんな言い伝えを持つキャメロット王国。
数ヶ月前まで普通の男子高校生だった樹里は、王国の第一王子であるアーサーに熱愛され、罪悪感を抱きつつも、身代わりの神の子として暮らしていた。
しかし、亡くなったはずの神の子ジュリが蘇った日、世界は混沌とした。
樹里の処刑、嘘、ジュリの悪意、媚、そして神官長の不吉な予言。
なにが嘘で、なにが真実なのか。
確かなことはなにひとつない闇のなか、アーサーは愛する樹里を守るため、闘う決意をするのだが!?
***
★4.5
アーサー視点で始まった第4巻!
初っ端から緊迫したムードが漂う巻でしたが、今回も時間を忘れて読み耽りました。
とにかくジュリの暴走っぷりが凄まじかったですね。
まさかモルドレッドが闇堕ちするのは…(笑)
ジュリに誘われてたのは知ってたけど、何となくモルドレッドもアーサーと同じでジュリの誘いを拒否してるかと思ってたので、ジュリと深い仲になってると知った時は幻滅しました。(別に元々、好きじゃなかったけど…笑)
しかも実の父親であるユーサー王を殺してしまうなんて…。
かなり衝撃的な展開でした。
そんな中、アーサー、樹里、ランスロット、マーリンの4人で秘密の地下通路に行くシーンは読んでて凄く楽しかったです。
三人にスポットライトが当たるシーンはまるでRPGに出て来るワンシーンのよう(笑)
樹里の仲間外れ感が半端なかったですが、隠していた自分の身の上を明かしたマーリンが改めてアーサーに誓いを立てたり、洞穴の奥にあるエクスカリバーをアーサーが抜くシーンなどは非常に胸熱でした。
この巻でジュリを倒すのかと思いきや、エクスカリバーで深手を負わせたところでモルガンが現れ、ジュリと共に消え去ってしまいます。
更にモルガンが死ねば先に樹里の母親が、ジュリが死ねば先に樹里が死ぬ事が分かり、「えーっ!?」となりました。
なんて理不尽なシステム…^^;
最終的にはモルガンとジュリだけが死ぬ事になるんでしょうが、今のところ樹里と樹里のお母さんがどうやったら生き残れるのか全く予想出来ません…。何か方法はあるのでしょうか…。
そして、自分の母親を守る為にエクスカリバーを黙って持ち出してしまった樹里。
いやいや、無言で持ち逃げすんのはアカンやろー!と樹里の身勝手な行動にハラハラつつ、再び現れた妖精王。
樹里が持て余していたエクスカリバーを預かってくれたので、妖精王は今後も大事な局面で活躍してくれるのでしょう。
強力なお助けキャラになりそうな予感。
最後は追って来るアーサーとランスロットの手から逃れ、勝手に現代に帰って来てしまった樹里ですが、当然の如くマーリンが追っかけて来ます(笑)
今回、なかなかマーリンが活躍してるんですよね。
樹里にはまだ少し冷たいけど、悪いヤツではなさそうなのでこれから少しずつ信頼関係を築いていけそうな予感がします。
でもって現代に帰って来てからやけにゲーゲーしてる樹里。
いや、まぁ…あれだけアーサーに中出しされてればそりゃあね…と納得したのは絶対に私だけじゃないはず(笑)
そんなこんなでとうとうアーサーの子供を身籠った樹里ですが、男なのにどうやって?というのはまだ明かされてないので、その辺の詳しい説明は次巻になるのでしょうか。
妊娠してたらそんなに長くは現代日本にいられない気がしますが、どうなんでしょうかね…?
とにかく、次の巻を読むのが楽しみです!