あらすじ
休暇でロンドンを訪れた杉下右京が、殺人事件の容疑者と間違われたことから捜査に関与する「奇術師の罠」、香港の連続殺人鬼の完全犯罪を暴く「シリアルキラーY」の2編を収録。「相棒」オリジナル小説第4弾!
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Posted by ブクログ
【あらすじ】
休暇でロンドンを訪れた杉下右京が、殺人事件の容疑者と間違われたことから捜査に関与する「奇術師の罠」、香港の連続殺人鬼の完全犯罪を暴く「シリアルキラーY」の2編を収録。「相棒」オリジナル小説第4弾!
【感想】
相棒シリーズは大好きでドラマもかかさず見ているけれど、この右京さんか外国で活躍するお話はとてもおもしろくて好き!読んでいて引き込まれるし、ワクワクする。
アリバイ崩し
今度も、国外の話。お馴染みのイギリス旅行中と笛吹というキャビンアテンダントが出てくる所から、甲斐亨が相棒になる手前?の香港。どちらも、犯人と見なされる人間のアリバイ崩し。結構、読み応えが有った。
Posted by ブクログ
相変わらずキレッキレの右京さんを堪能できる一冊。
時期的にはカイトくんが着任する前のひとり特命係の頃かな。
同時期にX-DAYの事件とseason11初回の香港領事館の事件が被ってる。
2作収められていて、2作とも容疑者扱いな感じが相棒らしいというかなんというか。
ロンドン編のゴツい刑事さんは
ちょっとビジュアルを想像しにくいのだが
右京さんに似たマジシャンとか見応えありそうな面々とか
トリックの面白さとか(イラっとするところも含めて)
ぜひ本編で観たい内容だった。
香港編のぶっ飛んだ女刑事さんはキャラとしては
本編の正月スペシャルでもいけそうな感じ。
ちょっとだけ苦言をいうとすれば、香港編は分かり易過ぎたかも。
ふたつめの死体が出た辺りで犯人が誰か判っちゃったんだもん。
このシリーズ読む度に『本編でやればいいのに』と思うのだが
今回も例に漏れず。
ホントにやってくんないかなぁ…映画でもいいからさぁ。
Posted by ブクログ
題名から杉下さんが犯人扱いされるかと思いきや、それは最初だけですぐに事件を調査する側に回っていた。
そこからは普通の相棒といった感じ。
Posted by ブクログ
シリーズ第4弾。ロンドンを舞台にした「奇術師の罠」と香港が舞台の「シリアルキラーY」の2篇。ロンドン五輪がもうじき開催されるとあるので、時は2012年夏。テレビドラマで言うと、シーズン11の直前。ロンドンから香港へ向かう場面では、笛吹悦子との出会いにも触れられていて嬉しくなる。しかし右京さん、英語に堪能なのはもちろん、中国語も解すとは流石。「丫」(ふたまた)という漢字、初めて知った。