あらすじ
「どうすれば部下をやる気にさせ、結果を出せるチームにできるのか?」。いま、とても多くの上司や経営者が、“いまどき社員”の戦力化に本気で頭を悩ませています。しかし、実は彼らは内に大きなやる気を秘めており、リーダーが使う言葉を少し工夫するだけで、見ちがえるように強い心で仕事を進められるようになるのです。「もっと意欲を出せ」→「誰かが喜ぶ目標を立ててみないか」「自分で考えて行動しろ」→「将来どうなりたい?」「なぜ同じミスを繰り返すんだ」→「ミスをなくすにはどうすればいい?」。著者が指導したある銀行の支店は、業績ワースト3から一躍トップになり、メンタルコーチに就任した高校野球部は奇跡の甲子園出場。大きな実績をあげてきた独自メソッドを、余すところなく伝授します。
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Posted by ブクログ
コーチングとメンタルトレーニングを合わせた方法で、相手の中から前向きさを引き出すアプローチの声掛けの仕方。
コーチングの5ステップ、逆境でも脳をポジティブにし、本番で能力を発揮するためのメンタルトレーニングの基本的な方法と頼られる上司になるための5つのルール(1.使う言葉はプラス言葉に、2.根拠のない自信を推奨、3.反省でなく分析させる、4.小さなことでもほめる、5.上司から距離を詰める)、ありがちな問題事例での有効な声掛けの仕方。
驚くような内容はないが、組織として構成員がワクワクするような目標を共有し、それへの気づきをサポートする姿勢は大切だと感じた。
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