あらすじ
自称紳士で、凄腕蟲使いのレイアは、地下迷宮「モロド樹海」でギルドの依頼をこなすランクBの冒険者だった。ぱっと見はアルビノ体質のイケメンなレイアだが、その本性は他人よりも自らの操る蟲の方を大事にする外道。怒らせると命がない男として、周囲からは恐れられていた。そんなレイアは、あるとき、迷宮に潜った貴族の娘の救出を依頼される。ここでも外道のレイアは、依頼料を搾り取れるだけ搾り取ってから、迷宮に入っていくのだった――
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ゲテモノは美味しいという
タイトル通り蟲を使徒しているわけですので表現はかなり際どいものを感じると共に作者の蟲に対する愛情に近いものを感じます。
ゆえに!万人向きとは言いがたいかもしれませんが、ゲテモノは美味しいと聞きますよね?そういう意味合いではストーリーは俄然面白いです。文章も読み易いし、バランスが良いと言えばいいのでしょうか。冒険者らしい要素や非情に見える要素コミカルな蟲達に笑い要素そして超紳士的。この良さは読まないと分からないと思われる。一巻のみの感想であるが、間違いなく面白いと思う。ゴリフとか予想が斜め上で声が出て笑わせて頂きました。
追記
3巻まで読まさせて頂きました。
巻を重ねる事に面白いです。
蟲じゃなかったらもっと万人受けして面白いだろう?いや、蟲だからこそこの面白さなのだと感じます。私個人として養蜂を趣味でやっているため虫に対する嫌悪感が薄いためかもしれませんが、蟲達と紳士とゴリフの三要素が絡み合い面白みが相乗しているのではと感じます。
足し算でなくかけ算のように跳ね上がっていると評価致します。ゴリフは気高くも雄々しく最強であり、淑女でありながらもカワイイ存在。この表現が成立するのって凄くね?