あらすじ
ツルツル、ザラザラといった触感。すぐ判別できる一方、同じものなのに環境の変化によって、まったく違う感触を得ることがある。著者らは人工的に触感を再生、または自然にはない触感をつくる装置を開発。さらに工学や医療への応用だけでなく、この技術をデザインと融合させることで新しいアートの世界が広がっている。
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Posted by ブクログ
触るということ。
実は無意識にしている行動だが、その意味は大きい。
アニマルセラピーもあるぐらい、触ることで得られる癒しは人にとって大切なことなようだ。
だが、感覚の中でどれを失うのが辛いかを考えた時に、真っ先に“触覚”という人はなかなかいないと思う。
現に私は視覚かな?と思っていた。
本書は、触感の重要性を説き、共有できない触感を見える化できないかと測定方法を探り、触感を作り上げていくというものが書かれている。
この技術をデジタルの分野で応用していきたいと書かれていたが、ふと頭の中でドラえもんを思い浮かべた。
ドラえもんの『味見スプーン』という道具がある。
画像にスプーンを入れると一口だけ、その味が楽しめるというものだが、将来的にはこんな感じで画像の中の動物や離れている家族に触れる感覚を感じられる…と言ったことも可能ななるのかもしれない。
そうなると、入院中で面会禁止になっている患者の心の癒しになるのかもしれない。
そんな日が来ることを楽しみにしている。