あらすじ
ビッグデータ分析をきっかけとして「機械学習」に注目が集まり,ビジネス利用への検討がはじまっています。しかし,実際に「機械学習」を理解しているエンジニアや分析担当者は少なく,うまく活用できていないのが現実です。「機械学習」を利用するにはアルゴリズムの理解,プログラミング技術,ビジネス知識などが必要になってきます。本書では,第1部で機械学習のアルゴリズムやビジネスへの応用方法,流行の深層学習などに触れ,第2部ではPythonを用いた機械学習,画像認識,推薦エンジンなど,サンプルコードをもとに手を動かして試すことができます。機械学習分野で先頭を走る著者陣が,面白く,わかりやすい解説でお届けします。
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Posted by ブクログ
前半の、さらに前半(2章)は、昨今流行りの人工知能・機械学習について、なぜ流行ったのかと原理の話、後半2章はやはり流行りの教師あり学習教師なし学習の実例のようなものをサラッと。
これまで読んできたいくつもの機械学習・人工知能の本に出てきた話が次々出てきて綺麗に並んでいて関係が解りやすかったし、それらの本でskipされてたところがマメに埋めてあって大変親切だった。
前半の後半2章はそれぞれ流行りの「機械学習」と「深層学習」でイントロダクションで、機械学習については実例ベースで著名な手法の紹介、深層学習は基礎になっている素過程の紹介である。
後半(第2部)はソフトの紹介で、R, Python(scikit-learn), julia, MLlib(Spark)と有名だったり最先端のツールによる、よく聞く例題の解答例のようになっている。
実例についても、このような問題をこのようにして解くということが判ってよかった。
ただし、あくまでイントロダクションなので、サラッと書いてあって分かった気になることが目的の文章である。
分野外の人間が機械学習の世界に入っていくためのイントロダクションとして大変優秀。1年前に読みたかった。