【感想・ネタバレ】悪意とこだわりの演出術のレビュー

あらすじ

「この人の作るものが見たい!」と思わせる作り手が最近、少ない。そんな時代に異質な輝きを放ち、今、もっとも注目を集める演出家・プロデューサーの一人の、TBSプロデューサーの藤井健太郎が、企画の立て方、細部へのこだわり、お笑い論を通して、「熱狂的なファン」を生み出すコンテンツの作り方、仕事の手法を初めて明かします。 ※本書の電子書籍化に際し、コラムと対談のそれぞれ数ページとオマケQRコードの収録を見送らせていただきました。あらかじめご了承ください。

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Posted by ブクログ

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佐久間さんの「佐久間宣行のずるい仕事術」と比べながら読む。本書は2016年。佐久間さん著は2022年。サラリーマンだからこそフルスイングすべしと藤井さん。フリーランスとなった佐久間さん。
あとがきにて自分のピークは持ってあと5年くらいと。でも2023年は間違いなく藤井さんの年でしたよ2024年にも期待します。

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2024年01月15日

Posted by ブクログ

ネタバレ

違う畑ではあるが、今後クリエイティブを行なっていく上で視野を広げてくれる本だった。

これまで完全なるデジタルっ子だった自分にテレビをみるきっかけを作ってくれた著者。彼のどうやって番組を作っているのかが気になり、読んでみた。

第1章では、奥行き・サンプリング・ズラシなど藤井さんの演出への細かいこだわりや考えが見えた。これらは自身で映像を企画する上でも役立つと思うし、意識してみようと思う。

第2章では、藤井さんの全仕事とそのエピソードが記載されているわけだが、正直ほとんど知らない。ただ、見たことないはずの番組も何となく既視感がある。おそらく水曜日でも説として扱われているからだろう。過去の蓄積は無駄ではないのだなと、、、。目の前の仕事を頑張ろうと思えた。

第3章では、藤井さんの過去がざっくりと描かれる。インプットの話や周りと逆の雰囲気優秀説は特に興味深かった。

第4章は、仕事術的な話が多かった印象。中でも、サラリーマンこそフルスイングすべき、は「せやな」と思った。とか、よくある話だが、イメージが大切という話。中身がなくてもイメージがあればいいのである。

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2023年08月20日

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