感情タグBEST3
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Posted by ブクログ
『人の死なないミステリーが好きなあなたのために…』
気の弱い大学1年生の『僕』と、ミステリー好きな中学1年生の『先生』の2人が、身近で起きる不思議なことを解決していく日常ミステリー。作中で紹介されているミステリー作品は、是非、読んでみたいな〜
Posted by ブクログ
どっちが 先生だか わからない。
そこが 面白いですね。
ところで 猫は いつ 登場するのでしょうか。
続編が あるんですよね。
とても 楽しみです。
Posted by ブクログ
目次
・先生と僕
・消えた歌声
・逃げ水のいるプール
・額縁の裏
・見えない盗品
怖がりの大学生とミステリ大好き中学生のバディ物です。
家庭教師の大学生と、賢い中学生と言い換えてもよいでしょう。
でもってタイトルの先生とは、中学生の瀬川隼人の方。
注意力があって、頭の回転が速くて、物事の心理を突くような洞察力があって、見た目もよいうえに演技力もある。
大学の推理小説研究会に入ったものの、怖がりゆえ殺人事件を扱った小説は読めない伊藤二葉は、家庭教師をすることと引き換えに怖くない推理小説を紹介してもらっている。
しかしこの二人、一般的な家庭教師や教え子より頻繁に会っていませんか?
そして事件にも頻繁に遭う。
本屋さんの雑誌に貼られた付箋の謎。カラオケ店の7階にはなぜトイレがないのか。区民プールでバイトする友人の不審な行動。商店街にひっそりとあるギャラリーの展覧会で…。ネットでペット用品を買おうとすると…。
謎そのものは軽めで、全然怖くない…わけでもないな。
こころの弱っている人を巧妙に取り込もうとするやり口が恐ろしい話もあった。
けれど、二葉は怖がりだけど弱虫ではないし、隼人は出木杉君だけど根はよいこ。
隼人のお母さんも、中学生の息子に家庭教師をつけると言っても教育ママというわけではなく、おっとりとした、嫌味なく上流階級の方。
続編も出ているようなので、そのうち読んでみよう。
Posted by ブクログ
年上の怖がりな主人公と
年下の好奇心旺盛、ミステリー好きな隼人くんが
日常の小さな謎を解明する優しいストーリー。
物知りで大人びた「都会の猫」のような隼人くんが
主人公の力になりたくて焦りなどの感情を出してくれるシーンが好きです。この2人の話、もっと読みたくて続編も買いました。
好きな一冊です。