【感想・ネタバレ】“おいしくて簡単”にはワケがある 奥薗壽子のお菓子のレビュー

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Posted by ブクログ 2022年10月08日

この本には随分助けられてきた。
私はメンドクサガリータ。お菓子の本に「薄力粉とベーキングパウダーをふるいにかけて」と書いてあるだけで、「ブー」。作ろうと思った時に材料を買いに行かなければならないのもダメ。
だけど私の手抜きの師匠、奥薗さんのこの本には、「ボールを量りの上に載せて、バター(有塩でよい)...続きを読む、砂糖、卵、薄力粉(振るわなくてok)、ベーキングパウダーを計りながら加えてザクザク混ぜるだけ」で、たいていの焼き菓子の生地が出来てしまう。
で、例えばバナナケーキなら、この過程で、バナナを手でちぎって加え、泡だて器でつぶしながら混ぜる。チョコチップクッキーなら、銀紙ごとポリ袋に入れて、綿棒でガンガン砕いておいたのを入れる。
お麩のシナモンシュガーとか、きな粉と黒ごまのクッキーとか、身近なものを使った優しい味のお菓子が載っているのも良い。
トリュフも簡単。ボールに生クリームを入れて、レンジで加熱し、熱いうちに砕いておいた板チョコを加えて混ぜて溶かし、粗熱が取れたら、少し冷やして、スプーン二本を使って一口大に取ってバットに並べて冷やすだけ。
本格的なのはプロに任せて。大事なのは、フットワーク軽く、家庭の味のお菓子をパパッと作ってあげられるということだ。
今日はこの本を見て、末っ子と“オールドファッションドーナツ”を作った。「生地をポリ袋に入れて、袋の上から平たく伸ばし、キッチンばさみで、ポリ袋の上から8等分に切る」とか、「生地をまるめたら、真ん中に指で穴を開け、両方の人差し指を入れてクルクル回す」「揚げるときは中央に菜箸を入れて、穴がふさがらないように回しながら揚げる」とか、本当に「めんどくさい」「汚したくない」主婦に寄り添ってくれている本だ。バターが無かったので、マーガリンを、牛乳が無かったので、豆乳を替わりに使ったせいか?なんとなく味がドーナツというより、サーダアンダギーっぽくなったけど、これは奥薗さんのせいではない。油を少なめにしてしまい、最後のほうは焦げた。焦げたドーナツは初めて見たけれど、これも奥薗さんのせいではない。

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Posted by ブクログ 2011年05月12日

奥薗さんのお菓子オンリー本。
ボウル1つでどんどん計って混ぜるだけ、というレシピが殆どで、色々作ってみたくなります。気軽におやつ、にぴったり。子どもでも出来ます。
素朴な味なので、感動するほど美味しい!とはいかないですが、おかあさんのおやつってこういう感じかな?と思いますよ。

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