【感想・ネタバレ】世界天才紀行 ソクラテスからスティーブ・ジョブズまでのレビュー

あらすじ

「天才が育まれてきた環境には、彼らの特異性を受け入れる土壌と、それを認める寛大な社会があった!」古今東西の天才たちを輩出した土地をたずね歩く、愉快で深い旅行記。きら星のごとき天才たちが、特定の時代の特定の場所に集団で現れるのはなぜか? 世界的ベストセラー『世界しあわせ紀行』の著者が、古今東西の天才を生んだ土地を訪ねて、アテネからシリコンバレーまで7都市を旅するユーモアとウィットあふれる思索紀行。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

<目次>
はじめに  ゴルトン・ボックスをめぐる冒険
第1章   アテネ~天才は単純
第2章   杭州~天才は新しくない
第3章   フィレンツェ~天才は高価
第4章   エディンバラ~天才は実際的
第5章   カルカッタ~天才は混沌(カオス)
第6章   ウィーン~天才は無意識のうちに(完璧な調和を求めて)
第7章   ウィーン~天才は伝染しやすい(長椅子の上で)
第8章   シリコンバレー~天才は脆弱
エピローグ パンとサ-フィン

<内容>
天才は遺伝でも環境でもない。そして、歴史上突如天才が多く生まれる街がある。この視点から7つの街をめぐり、現地で歩き、コーヒーを飲み、現地の専門家と語り合いながら、その理由を探ろうという本。個人ではなく、土地にこだわったあたりが新しいか?長い本なのでやや苦労するが、著者の頭の中と同じように話が進行するので、その思考を辿ることができる。

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2020年02月21日

Posted by ブクログ

「天才は生まれつくものでも,努力で作られるものでもなく,時代や土地が育てるものだ」という認識のもとに綴られる時空紀行。誰を天才と評価するかに多少のブレはあるにしても,確かに天才というのは時間的にも空間的にも集中して現れる。すなわち「相互作用」の結果なのだ。

例えば19世紀末のウィーンの天才。多岐の分野にわたる。
“哲学者のルートヴィヒ・ウィトゲンシュタイン、芸術家のグスタフ・クリムト、作家のアルトゥール・シュニッツラー、同じくシュテファン・ツヴァイク、物理学者のエルンスト・マッハ、作曲家のグスタフ・マーラー”p.335

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2017年05月30日

Posted by ブクログ

天才が特定の時代の特定の場所に集団で現れるのは何故か?この問いは非常に興味深かったが、この1冊を読んでも、わからなかった。

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2017年03月31日

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