【感想・ネタバレ】8歳から80歳までの世界文学入門~対話で学ぶ〈世界文学〉連続講義4~のレビュー

あらすじ

本を読むのに早すぎるも遅すぎるもない! 創作の最前線で活躍し、またプロの本読みでもある作家・翻訳家たちが、みずからの読書遍歴や、自著にまつわるエピソード、世界文学への思いを熱く語る! 世界と日本の文学を知り尽くす東大・沼野教授の好評対談集第4弾。ゲスト:池澤夏樹、小川洋子、青山南、岸本佐知子、マイケル・エメリック。

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Posted by ブクログ

小川洋子さんの所だけ4つ星。

あとは4度目のドジョウなもので繰り返し感が否めず。子どもの本という視点も熟し切れていない。

・一つの小説を海に喩えると、案外、作家って上の方を泳いでいる。水面近くを泳いでいて、あまり深く考えていない。考えすぎるとかえってよくないことがあって、流れに任せている方が遠くまで行ける。しかし、翻訳家は一回、完成されたテクスト、織物をほどかなければいけない。一番海底深くまで潜っているのは、編集者でも読者でもなく、校閲者と翻訳者だ。
・テロとは翻訳の失敗、文明の誤訳。

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2016年10月13日

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