あらすじ
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天体望遠鏡と並び代表的な光学機器である顕微鏡について、主に科学部や理科の教育関係者、またミクロの世界に興味を持つ学生などをターゲットに、目的にあった機材の選び方、使い方などを、実際の作例を見せながら、わかりやすく紹介します。
最近ではデジタルカメラで手軽に顕微鏡写真が楽しめるため、その方法についても、作例とともにやさしく解説。
顕微鏡について少しでも興味のある多くの人に、まずはじめに手にとっていただきたい一冊です。
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Posted by ブクログ
顕微鏡を使いはじめる人,特に小中学生に向けて,使い方などを書かれている基本的な本。
特に,第1章の顕微鏡のしくみ,第2章の使い方のところは,基礎をていねいに書かれています。
初めて顕微鏡観察をする人だけではなく,使い慣れてきたけれど,基本がどうだったか忘れてしまったときに,再確認するためにも大変役に立ちます。
水の中の生物だけでなく,植物の切片をつくったり,また,落ちている綿ゴミを顕微鏡で拡大したり,10円玉などを接着剤で型を取ってから,乾いて透明になったあとに観察したり,応用として簡単な偏光顕微鏡をつくってビタミンCを観察するなど,実にさまざまなもの観察の対象としています。
理科の授業で観察するものだけでなく,身の回りの中に,観察の対象になるおもしろいものがいろいろあるのだと気づかされました。