あらすじ
「男同志の恋愛はわからない。でもお前とならしてもいい」恋愛経験豊富なデキる営業・鳥海が恋をしたのは、経理課の堅物・琴川。美人で冷たく見える琴川の可愛い一面を知り、やっと口説き落として恋人になった。真面目な琴川だからこそ、大切に恋を育てようと思った矢先、デートは全てドタキャン。やっとこぎつけても甘い雰囲気になる前に、親戚からのエマージェンシーだと琴川は退出。恋人だと思ったのは自分だけ? 愛されてない? 悩みを振り払うため鳥海は、意を決して同棲を切り出すが…!?
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Posted by ブクログ
あらすじ
「男同士の恋愛はわからない。でもお前とならしてもいい」恋愛経験豊富なデキる営業・鳥海が恋をしたのは、経理課の堅物・琴川。美人で冷たく見える琴川の可愛い一面を知り、やっと口説き落として恋人になった。真面目な琴川だからこそ、大切に恋を育てようと思った矢先、デートは全てドタキャン。やっとこぎつけても甘い雰囲気になる前に、親戚からのエマージェンシーだと琴川は退出。恋人だと思ったのは自分だけ?愛されてない?悩みを振り払うため鳥海は、意を決して同棲を切り出すが…。
トラブル体質が、少しこじつけっぽくて引っかかるんだけど、二人とも好きなタイプの攻受で、面白く読んだ。
誤解の解ける過程も、唐突感が無く良かった。
Posted by ブクログ
恋愛経験豊富なデキる営業・鳥海が恋をしたのは、経理課の堅物・琴川。
美人で冷たく見える琴川のかわいい一面を知った鳥海が、必死に口説き落としてようやく恋人にまでこぎつけたのだ。
真面目な琴川だからこそ、大切に恋を育てようと考えていた鳥海だったが、何度も何度もデートをドタキャンされてしまう。
理由は、身内の不幸だったり、マンション設備の故障だったりさまざま。
もしかして自分は避けられているんだろうか……?
と思わなくもないけれど、その後に必ず、他の日を指定してきてくれるから、そういうわけでもないらしい……?
ところが、やっとこぎつけたデートにも、親戚からの連絡だと琴川は帰ってしまう。
ことが急を要することだけに、鳥海も引き止めるわけにも行かず、我慢する日々が続くけれど……
ある日、琴川がデートの断り文句として鳥海に告げた理由はどうにもつじつまの合わないものだった。
そこから、一気に疑問や不満が噴き出して、鳥海はついつい琴川の行動を追ってしまう。
という話。
信じてたはずの恋人の行動に疑心暗鬼になってしまって、一生懸命信じようと頑張るけれど、信じられなくてどうしよう……と。
オチがやや現実離れしていて、それだけが残念だったですけど、こういう風にある部分を強調すると、今まで見えなかったものが見えてくるので、それはそれでアリなのかなー……と思います。
なんとなく、「信じる」ということの難しさと、どうして人は疑心暗鬼になってしまうのか、を教えてくれる話でした。