【感想・ネタバレ】英語は3語で伝わりますのレビュー

あらすじ

ビジネス英語の最難関、「特許翻訳」のプロフェッショナルが、「英語習得の最短ルート」を提案! コツはたった1つ。主語、動詞、目的語の「3語」を並べるだけ。SVO(「誰かが、何かを、する」)を極めることが、すべての基本。「3語」の組み立てパターンも徹底解説! これであなたの英語が変わります!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

端的で、相手に伝わる文。できるようになりたいが、それが難しい。端的な文を作るコツがまとめられているこの本。読んだだけでは使いこなせないけれど、3語で表現できる言い回しに変換できるよう訓練していけたら、スムーズに意図が伝わる会話ができそう。便利な動詞、応用しやすそうな表現を押さえたい。

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2019年05月10日

Posted by ブクログ

ネタバレ

テクニカルライティングをもとにした、SVOベースのシンプルな英語で十分伝わるという話。
テクニカルライティングということはあまり意識しませんでしたが、色々な構文をシンプルにする例が載っていて、このような英文で良いのだなぁと目から鱗だった。
文の言い換え時に、都合の良い動詞が結構出現します。
例えばoutperformanceなどです。
日本人なら一瞬で意味は理解できるのですが、オンライン辞書などを調べてもあまり文例が出てこずそれほど使われていない単語なのでは…との懸念は持ちました。

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2017年12月17日

Posted by ブクログ

ネタバレ

いろんな複雑な文法をつかうのをやめて、主語と動詞と目的語の組み合わせを軸に文章をつくることが紹介されていた。

紹介されている例文はすごくシンプルでわかりやく、こんなふうにできたらいいなと思ったが、そのために適した動詞をパッと思いつくには練習がかなり必要そう。(簡単にできる方法というわけではない)

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2022年03月25日

Posted by ブクログ

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英語の学び直し、と思って読んでみました。

英語の習得が必須なわけではない私にとって、また、コミュニケーションを重視する仕事をしている私にとって、本書は、意外な発見がありました。

「日本語は、主語がなくても会話が通じる。むしろ、主語をつけると違和感さえ生じる会話も多々ある」

あ、これは文化の話をしているのだ、と思いました。親しい人と砕けた会話をしている時、主語がないために「誰が、誰に?」と聞きたくなってしまったり、人物を反対にして話を理解してしまったりすることがあります。

英語には必ず主語があるので、日本語のあいまいさから生じるような誤解は、英語圏の人には少ないのだろうなと思いました。

「英語のように、主語をはっきり言って会話をしよう」と、肝に銘じました。

英会話のコツとして
「ぼやかさず、具体的に言い切る」
「結論をはっきりさせる」
との指南がありました。

これによって、ぼんやりした思考を改善することができる。確かにそうです。日本人がハッキリしない態度を取っているのは、日本語文化のせいなのかもしれない、とさえ思いました。

英語圏でのコミュニケーションを真似ることで、意見を述べる能力が上がるような気がします。

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2019年08月31日

Posted by ブクログ

ネタバレ

最近になって海外企業との打ち合わせに参加する機会が増え、英語を話す機会が増えてきたのだが、なかなかすぐに英文が浮かばない経験をよくしていた。
この本を読んで、とにかくシンプルな英語を心がけるべきだと感じた。動詞が決め手ということもあり、動詞の選別が重要とのこと。また、主語を決めることも大事。主語は人、モノ、動作、Thisの4つから選ぶ。時制は現在形、過去形、現在完了形の3つのみで良いとのこと。
実践編として「There is構文を捨てる」「仮主語itを捨てる」と紹介されていた。個人的によく使ってしまう用法なので極力使わない英文を意識していきたい。

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2018年11月03日

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英語はシンプルに、できるだけ肯定文で、抽象的な表現はなるべく控えてSVOの形を心掛ける、という手法を紹介しており、非常に参考になる。ただし、このSVOの構文をつくるだけの英語の知識や単語のボキャブラリーを前提として書かれていることもあり、まったくの初心者がこれを読めば英語が話せるようになるわけではない。また、登場する例文が割とビジネスに偏ったものであったことから、日常会話やトラベル会話等の例文もたくさん載せてほしかったという部分もある。

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2018年06月21日

Posted by ブクログ

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実用的に英語を使いこなすためのテクニックとして、本書に書かれている通り、全てを「主語+動詞+目的語」の3語に日本語を変換して表現するという考え方は非常に分かり易く、使い勝手も良いと思われる。特にコミュニケーション英会話では役に立つと思われるので、今後そのような機会があれば積極的に使いこなせるように、日ごろから意識して3語で表現する癖をつけたい。

・基本的には、どのような英文も「3語」を基本として組み立てましよう。本書の「3語」とは、①主語、②動詞、③目的語を指します。つまり、「離か(何か)が何かをする」という文です。
・ちなみに、本書で扱う「3語の英語」の「3語」には、冠詞や修飾語をカウントに含めません。
・be動詞は「静的」な表現。be動詞の使用は控え、「~する」というように「動的」に表す。SVOを使ったダイナミックな表現により、短くなり、組み立てやすくなる。
・難しい漢字表現の対処法は、まず頭の中で、日本語を組み立て直すことです。日本語の簡単な「動詞」を使って、難しい漢字表現を組み立て直します。そのとき、「3語の英語」になりやすいよう、動詞部分に特に注意を払いながら行います。そして並行して主語をおき、そのあとに明快で平易な動詞をおきます。落ち着いて、動作の対象つまり目的語を並べ、「3語の英語」を組み立てましよう。
・日本語では、「私」や「あなた」といった主語を省略することが多くあります。英語で文を組み立てるとき、動作をする人は誰か(または動作するモノは何か)を考え、動作主を主語として使うように組み立てましよう。そうすることで受動態を避けることができます。「私=I」を主語にして、能動態で表してみましよう。
・「3語の英語」は動詞か決め手。動詞はできるだけ具体的に表せるものを選ぶ。動詞として使うべきものが、名詞の形で隠れていることもある。
・自動詞とは自分だけで動作を行う動詞。他動詞とは他のものを動作の対象にするため、後ろに単語(目的語)が必要な動詞です。「3語の英語」では他動詞を使います。
・単語は活字で覚えるのではなく、画像(イメージ)で頭に残すようにするとよい。単語をgoogleなどの画像検索するとイメージを掴みやすい。
・主語・動詞のセットが2回出てくるwhenやifによる複文を極力避け、「3語」を使ってシンプルに表現。whenやifを使った文の「メイン節(言いたいこと)」を後ろから前に移動すると、「3語」への変換方法がわかる。また、「動作を主語にする」ことで、「~が~を引き起こす」のSVOで表現することも可能。
・基本動詞をおさえる。
①人にもモノにも使える万能動詞 have,use,include
②主語が「人」の便利動詞 find
③ポジティブな感情を明快に伝える like,enjoy
④(人などを)~させる surprise,interest
⑤反対語動詞 dislike,disable,unveil,unlock,uncover
⑥SVOを作る明快動詞 benefit,replace,relocate
⑦1語が生きる「特徴」「強調」を表す動詞 feature,highlight
・便利な動詞を使いこなす。
①強くて明快な動詞 need,requireが表す「必要」
②「最大・最小にする」maximize,minimize
③「実現する」「達成する」に便利な achieve
④主語と目的語を選ばない便利動詞 allow,permit,enable,cause
⑤「上げる」「下げる」にincrease,decrease(reduce),raise,lower
⑥「説明する」「要約する」explain,describe,discuss,summarize,outline
⑦短く伝える動詞 outnumber,outweigh,outperform,double,triple
・主語は次の4種類から選ぶ。1.人、2.モノ、3.動作(動詞+ing)、4.This:直前に伝えた「このこと」。
・主語で文を開始すること、つまり、主語より前に何もおかないのがおすすめです。
・現在完了形は、過去に生じたことを「今」につなげて、「今」に焦点を当てて表す。現在完了形は、その呼び名に反して「完了した」行為を表すのではなく、今も効果を発揮している行為を表す。一方、過去形は「今」を切り離して表す。「完了した」動作を表す。現在完了形を正しく理解し、使えるようにしておくことで、「今」とつなげて表すことができ、コミュニケーションの魅力が増す。
・確信の強さを表す助動詞は、must > will > should > can > may。
・助動詞の過去形は、仮定法のニュアンスを残す。.つまり「ひよっとして~だったら」という条件が隠れている。助動詞過去形のwould、could、mightはそれぞれwill、can、mayよりも表す可能性が下がり、また現実とは異なる仮定の話として伝わる。疑問文でwould、couldを使うと、相手への「ひょっとして可能であれば」という配慮により、丁寧・控えめに響く。

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2017年10月09日

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