【感想・ネタバレ】「伝わる文章力」がつく本のレビュー

あらすじ

ビジネス文書からメール・SNSまで「文型」を使えば短く説得力ある文章が書ける! 「小論文の神様」が豊富な文章指導経験を通して編み出した秘伝のフォーマットを惜しみなく公開! もう残念な文章で損しない超実践的文章メソッド。

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Posted by ブクログ

例文と共に、わかりやすく書かれています。是非このパターンで使ってみたいと思わせてくれますが、実際文章を書いている時に出てくるかは、難しいと思います。

まずは自分の文章書き、読み返しをしながら修正する時に一読の本です。

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2019年03月16日

Posted by ブクログ

「文型」に特化した文章術の本。

対象はビジネス文章。例文はすべてビジネス文章である。

本書で核となっているのは、第四章の「説得・主張が得意になる『黄金文型』」。
そこで挙げられている黄金文型は下記の10個だ。

【1】結論からお伝えします
【2】確かに・・・しかし・・・
【3】理由は三つある
4】その背景にあるのは
【5】そもそも○○は、・・・しかるに・・・、それゆえ・・・
【6】具体的に示すと
【7】つまりまとめて言うと
【8】このままでいくと、その結果・・・になる
【9】○○と思われているが、実はそれは大きな間違いだ
【10】まったく別に見えるが、実は共通点がある

確かに、このような文型を使えば説得力は増すだろう。しかし、ビジネス文書としてはどうか。読み手は小論文を読んでいる錯覚に陥るのではないだろうか。また、説得力が増すということは、言い換えると言い方が強いということだ。そのため、力わざでねじ伏せようとしている印象を与えてしまう。ビジネス文章であれば、もっと簡素で端的の方がいい。

やはり樋口氏のテクニックは小論文向きだ。したがって、ビジネス文章を学ぶ目的であれば、類書にあたった方が良いだろう。

樋口氏は文章術の本をたくさん書いているが、本書はレビュー件数が少なく、品切れ・重版未定状態である。結局のところ、反響が少なく、市場にも受け入れられなかったようだ。

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2025年02月25日

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